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77 人中、59人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
一読の価値はあり,
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レビュー対象商品: 共喰い (単行本)
結局あのキャラは本を売るためのもので、内容は平凡な芥川賞作なのではないかと思って読んだがいまどき珍しい文体に、陰鬱な世界観、その内容もなかなかの迫力を持って伝わってくる。 とりあえず、ただのパフォーマーではなかった、一読の価値はあり。
45 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
芸術に何を期待するか,
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レビュー対象商品: 共喰い (単行本)
話題作で、何かを期待して読む人も多いだろう。その「何か」とは、人生のヒントであったり、現代社会をあぶり出すような何かであったり、あるいは人間社会の真理だとか、はたまた強いカタルシスを持った感動であったり、人それぞれだろうが、芸術作品に触れる際に人は何かを期待する。そうでなければ、時間とエネルギーを割いて、文章を読むなんてことをするわけがない。 で、芥川賞は純文学の賞で、新人・中堅向けの賞であるからそこまで完成度の高い作品ばかりでもないが、日本で一番有名な文学賞でもある。純文学とは芸術で、それを読めば何かある。自分の中に何かが起きる。といった期待が出てしまう。 期待していたものが得られず、反動でレビューで低い点をつける人もいる。これは毎回の芥川賞受賞作に言えることだろう。いつものことだ。 ただ、作者自身「それまで本というのは役に立つものだと思っていたのに、役に立たなくてもいいんだとわかった。」と川端、谷崎、三島の作品に出会った感想を述べているように、別に文学というのは何の役にも立たない(=読んでも何も得られない)としてもいいものなのだ。もちろん、そんな作品が世間で持てはやされることに腹が立つというのは分かるが。 個人的には、日本の純文学らしい端正な文章に触れられたということで満足。ただ、物語内容は80年代くらいまでの日本っていう感じで、岡崎京子とかが出てきたのは何年前だったかな、と古さを感じた。コンビニと大型ショッピングモールが進出する前の地方という感じか。
66 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
これは純文学ですね。,
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レビュー対象商品: 共喰い (単行本)
話題の人になった著者ということで読んでみました。昭和の片田舎のドロドロ感がよく出た小説。 宮本輝さんの「泥の川」とか水上勉さんの「猿籠の牡丹」 なんかをちょっと思い出してしまいました。 文章も凝っていて日本文学の王道系ってところです。 新鮮味はありませんが、今後も地方の雰囲気を伝える 純文学作家として大成してほしいなと思いました。
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