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六道ケ辻 ウンター・デン・リンデンの薔薇 (角川文庫)
 
 

六道ケ辻 ウンター・デン・リンデンの薔薇 (角川文庫) [文庫]

栗本 薫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

一千年以上の血筋を誇る名家・大導寺家に連綿と流れる欲望と怨念。呪われた一族に、また一つ咲いた悲劇の華。一族の分家の娘・大導寺笙子が落ちた密やかな恋。やがて惨劇の幕が開く!
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

廃校となった良家子女の教育機関、青渓女学院。その取り壊し作業が進められる中、現場からはあいついで白骨化した死体が発見される。死亡推定年代はおよそ四十年前の大正時代。今や追及するものもない死、しかしそれは、呪われた血が招いた恐るべき結末だった。かつて青渓女学院に学び、クラスメートと激しくも甘美な恋に堕ちた大導寺笙子、その存在は大導寺の家系図からひっそりと姿を消していた。数十年の時を経て発見された彼女のノートは今、封印された大導寺の惨劇を語り始めた―。六道ケ辻シリーズ第二作。

登録情報

  • 文庫: 348ページ
  • 出版社: 角川書店 (2000/03)
  • ISBN-10: 4041500591
  • ISBN-13: 978-4041500590
  • 発売日: 2000/03
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 625,105位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
花のように 2006/5/31
形式:文庫
一作目よりもやや時代を遡り、女子高を舞台にしたストーリー。

閉鎖された古い女子高の解体作業中に、三体の白骨が発見された。

すでに時間がたちすぎているため、事件は解明されることもなくなぞのままに終わったはずだった。

しかし旧家の蔵から出てきた一冊のノートが、一点の光を与えることとなる。

それは怖ろしいまでに激しい恋の結晶ともいうべきものだろう。

最初によく出てくる交換日記は、正直に言ってくどすぎる。

しかし途中から物語りは鮮やかになり、ストーリーに引き込まれていった。

それに時代は違えど、女子高の雰囲気やいじめのような問題がよくとらえられていた。

まだ擦れることがない少女だからこその激しく一途な想い。

それこそが純粋の恋と呼ぶにふさわしいのかもしれない。

女同士だからこその危うい恋と、退廃的な雰囲気が時代背景とあいまって、独特の世界を作っている。

少女たちがウンター・デン・リンデンに旅立ったように、すべてを捨てて異なる世界へと行ってみたい。

そう思わせる作品だった。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By なの
形式:単行本
この話は六道ヶ辻シリーズの1つですが、これだけでも読めます。
女学校で起こる殺人事件ですが、そこまでに至った人物の描写が私は好きです。
女性同士の恋の話・・・というか共依存が下敷きになってると思います。
なぜ、女性同士でなければならなかったのかといえば
もし男女間だとすれば、周囲に祝福されることもあったかもしれないし、
逃げて二人で生きていくことも可能でしょう。
もしくは、ここまで追い詰められなかったかも。
女性が女として女を愛したからこそ起こった悲劇を上手く扱っていると思います。
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形式:文庫
ちょっと本を読んだ人達からすれば、この本の内容は
「見たことあるキャラクターだし聞いたことあるストーリー」でしょう。
このジャンルとしては典型的な話だし、目新しいものはありません。

とはいえ面白い。典型の典型たる強さと言うか、危なげなさと言うか。
何より作者の「あたしはこの作品が書きたいんだ!」って勢いが読者にもびんびんひ伝わって来て、ついつい読まされてしまう。
女に恋したことなどない私(女性)ですが、読んでる間はつい
「まゆと笙子の邪魔しないでー!!」と思ってしまう。
読ませる力ってこういうものなんでしょうねー。見事。

楽しみました。
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