タイトルの通り、中華風の作品がすこぶる苦手な私です。
簡単に説明すると、漢字の人名や単語を覚えることが出来ない奴です。。。
でも、もう一つの「身代わり伯爵」シリーズを買わせ頂いているので、清家さんの作品なら、もしかして楽しく読めるかも!っと思って購入してみましたが・・・苦手を克服出来ませんでした。
読み始めてから20ページ弱で、舞台となる世界の成り立ちとその国々の特徴、宮城の造りとそこに勤める階級の説明、そしてキャラが出るわ出るわ・・・清家さんの作品は一人一人、キャラにちゃんと個性をつけられるので、さらっと読むタイプじゃなく、じっくり読むタイプの人にはもう大変です。
読み進めると、「あれ?この人誰だっけ?」「どう読むんだっけ?」っと読み返すのもしばしば、しかもヒロインの生い立ちも複雑で・・・私は小説を読んでいる時は作品の世界に惹きこまれて、頭にイメージが広がる感じなのですが、もうそれどころではありません。理解することで精一杯でした。。。
ヒロインの結蓮も一生懸命で、普通に考えたら可愛いんじゃないかと思いますが・・・頭で考えるよりは突っ走る、天然系で・・・・・・そういうヒロインが好きな方には申し訳ないですが、その手のヒロインは、さすがにもういいんじゃないかと・・・そうであったとしても、もう一捻り何かあれば、どこかで読んだことのあるヒロインじゃなくて、もっと違う、“お、こういうヒロインはちょっと珍しいんじゃない?”っていう刺激があったかなと思います。
悪い点を上げると、新シリーズと期待はしましたが、舞台は違えど、まったく“新鮮”な感じは弱いです・・・後、詰め込み感が否めません。「六蓮国物語」という世界に読者が初めて触れるのですから、読み始めていきなりそんなに一気に説明されてもまだ慣れてない状態ではイメージが掴みにくいと思います。
巻を追ってちょっとずつの方が良かったのではと読んでて思いました。
良かった点は、“清家さんらしさ”が損なわれていなかった所でしょうか。苦手なものは途中で読むのを止めてしまうのですが、逆読みしつつも、読む速度が遅くても、最後まで読める魅力がありました。
★2つと低いですが、実際は★3・5ぐらいだと思います。
個人的な評価として、ヒロインのキャラ設定と、ちょっと全体的に詰め込み過ぎてたので★-1。
後、気になったのはイラストでしょうか・・・キャラの表情が固い・・・というか、何かどのキャラも皆同じ表情に見えます。もっと表情豊かな動きのあるイラストが見たかったなと思い★-0・5にしました。
ほとんどいないと思いますが・・・私みたいに苦手な方がいても、一度読んでみるのもいいかもしれません。
そういう期待をさせてくれる作品でした。
買ってない方で、清家さんファンの方は試してみても良いんじゃないでしょうか。