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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
一歩を踏み出す,
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レビュー対象商品: 六百六十円の事情 (メディアワークス文庫) (文庫)
中学生の時のモヤモヤを抱えたまま大人になり、いまも空き地で一人ギターを引き続ける三葉由岐としっかり者の彼氏の丹羽静、食堂の手伝いをする女子高校生北本と本屋で万引きをする同級生竹仲、ニートのカップル各務原雅明と中家ソウ、そして、家出小学生と人生の目的を失ったおじいさん。同じ街で暮らす彼らは自分たちの日常を生きながら、時にすれ違い、そしてインターネットの掲示板を通じて出会う。モラトリアムな人たちが、相手に憧憬や嫉妬など様々な感情を感じながら、いまある自分から少しずつ前に進もうとするオムニバス・ストーリー。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
入間お得意の群像劇。何気ない夏の終わりのハプニング。,
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レビュー対象商品: 六百六十円の事情 (メディアワークス文庫) (文庫)
MW文庫ではやや高めの読者層を意識してか、普通の青春小説になっている。生きること、生活すること、自分への疑問、自信のなさなど若さゆえに抱える悩みと老いの恐怖、人生の週末を迎えつつある人間の悲哀など小学生から老人までが、ネットの掲示板のふとした板でつながり、収束してゆくストーリー展開は伊坂幸太郎っぽい。最近のミーマーや電波少年が今ひとつなだけに、あまり連載にとらわれないで書くのがいいのかもしれない。なかなかの良作。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ハッスル爺さんオフ会を開くの巻,
By 瀧浪たなみ (新潟県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 六百六十円の事情 (メディアワークス文庫) (文庫)
青春群像劇になるのかな?一人老人が混ざっているけど。こういう作品って基本的に性善説で書かれているよね。 いやー小学生を匿っているとか言ったら世知辛い現代なら逮捕されそう(笑) 現状肯定が主題かと思ったら、全編通してみると自己変革が主題だった。 彼らは依然として居心地のいい閉じた世界に閉じこもっているのだけれど、居心地のいい世界を維持するためには自分を変えなければならなかった。 環境は常に変化するんだから、そのままでいることは出来ないんだね。 流されるがままに生きてきた人たちが自己選択によりあるものは踏みとどまり、あるものは先へ行く。 入間人間はこういう話も書けるのか。
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