●「日本の名山」に改めて感動した。
深田久弥の「日本百名山」は、以前パラパラと素通りしたことがある。
特に印象に残っているという気がしない。
登山という行為には興味がない、ただ自分の出身が九州山脈の山奥なので「山」は少年時代の何かを感じさせて好きである。
「六十歳から百名山」、60歳という同世代の年齢を書名にしていることから、何気なく手にした1冊である。
だが、読んでみて著者の若者にも劣らない勇気に感動した。
登山という今までは興味もなく、知らなかったジャンルに新鮮な感覚と興味を覚えるとともに、「60歳はまだまだこれからなのだ」という勇気をもたらしてくれる1冊であった。
ゆっくりと、味わいながら読み進める楽しみがいのある本である。