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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ゆるやかに微妙…,
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レビュー対象商品: 六人の兇王子〈3〉ヴァキオの嵐 (幻狼ファンタジアノベルス) (単行本)
よくいえば型にはまってる。悪くいえばマンネリ。 3巻というか、とにかく『強大な敵である兇王子』様も3人目ともなると、物語の停滞はやむを得ない。 特にここまでのサーリフ、ヴァイサル、ヴァキオの3人は典型的な『悪』の側面が強く、相変わらず『女』が絡み、久しぶりの続巻ともなると、彼らの違いってなんだっけ?毎回同じような敵と同じような理由で戦ってないか?と、遠い目をしてしまう次第。 ギヴァの強さをヴァキオは『人であるがゆえ、弱さゆえ、あがくゆえ』と語る。 それをわかっていて、どうしてこの顛末になるのか… 死んだふりにはもう飽きたよパトラッシュ… 半身たるヴァイサルに対する想いを差し引いても無理があって、頁をめくるのもめんどくさ… 聖女アンジェラの話を延々と引きずるカタリナの、支離滅裂な復讐心にはかけらも感情移入できず、鬱陶しいだけ。 それを殺せないギヴァにも『それでこそ人の心を失わないやさしきヒーロー』なんて好感を抱く前に不甲斐なさが鼻につく。 こんなに好きになれないヒーローも珍しい。 エヴァの主人公くんにいらいらさせられのと似てる。 『ぼくたちはいがみあってても兄弟なんだよ、ぼくヴァイサルお兄ちゃんころすのつらかったよ、ヴァキオお兄ちゃん、ころしあうのはもうやめよーよ』って言うそばから『おれは戦いに飽いた、さあ俺をころせころせさあころせ、兄弟をころす痛みをみをもって知れ』 …バカですか? このストーリーの結末にはちゃんと盛大なカタルシスが用意されているのだろうか? こうなったら意地でも最後まで見届けたいところだが、脱落者が多数見込まれ続巻上梓危うし。 一つだけ。 『ダークファンタジー』なんて魅力的な世迷い言に惑わされないこと。 うじ男が設定世界でもがいてるだけの薄っぺらなお話。 むしろ薄っぺら過ぎていつ破れるか心配なくらい。
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