国際税務の業界ではとりわけ有名な、村田公認会計士・税理士の新刊。
従来出版してきた「公認会計士のための租税法」のアップグレード版かと思いきや、
USCPA向けのコンテンツやIFRSへの影響なども盛り込んでおり、
ざっくりと租税法の考え方を説明するに留まらず、
CSKや武田薬品などの注記を専門家の視点で解釈するなど
上場企業のCFO,経理担当者向けのバイブルとなりつつある。
他にこのような経理関係者にも分かりやすい書籍を出版している業界人が
散見されないことを考えると、
従来の想定対象と思われる、監査をしている公認会計士だけでなく、
上場会社勤務のUSCPA,CFO,経理担当者に満を持してオススメできる書籍である。
一つ提案するとすれば、最後の「租税判例の事例」の紹介例を増やして欲しい。