公立中高一貫校の受検を考えて、適性検査そのものを見ても、問題がどのような力を求めているのか、求めている力をどう伸ばしていったらいいのか、一般の親にはちょっと理解しきれないので、困ってしまうことが多いのです。
この本では、公立中高一貫校が求めているのは、小6までの基礎知識を基に自分自身で考えられる子どもであり、そういう子を取るために行う適性検査とはどういうものか、そこで問われる3つの力:読み取る力、気づく力、伝える力とは何か、実際の適性検査を使って、一般人にも、とても分かりやすく解説しています。
そしてその能力を伸ばすために、家庭でできることとして、自分の頭で考えて行動する親の子どもは、やはり自分で行動するようになっていくものなので、「親自身が自分で考えて行動する姿勢を見せること」を前提に、作文や自由研究などの家庭学習を通して子供にどう接していくか、実例を挙げて紹介しています。
受検のことだけに留まらず、普段の子どもとの望ましい接し方を考えることのできる、たいへん実用的な本だと思いました。