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公明党vs.創価学会 (朝日新書53)
 
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公明党vs.創価学会 (朝日新書53) [新書]

島田 裕巳
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

公明党と創価学会は果たして一心同体なのか。先入観を排し、取材豊富な研究者の立場から、両者の本当の関係に迫った注目の書。なぜ公明党は誕生したか。転換点となった言論出版妨害事件とは? さらには、政局の流動化と政権与党の関係、創価学会の多様化と公明党との乖離、公明党の脱「創価学会」化、創価学会と公明党の相互補完関係などなど。結党以来の歴史を紐解きながら、公明党の現状を読み解く。

内容(「BOOK」データベースより)

一心同体でなくなった公明党と創価学会。実は、その緊張関係のなかに、公明党の力の秘密が潜む―政権の一翼を担う、「宗教政党」公明党はこれからどこへゆくのか。創価学会研究の第一人者が切り込む。

登録情報

  • 新書: 232ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2007/6/13)
  • ISBN-10: 4022731532
  • ISBN-13: 978-4022731531
  • 発売日: 2007/6/13
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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27 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
創価学会に関心があって、関連著作を多く読んでいるが、学会関連の公刊物というと、礼賛か、腫れ物に触るような報道か、週刊誌のように叩けばいいみたいなののどれかで、的確に分析するものはまだまだ少ない。前著「創価学会」で、そうした数少ない客観的かつ中立的視点を提示した著者が、今回は公明党と創価学会との関係史を記した。

公明党と学会というと、傍から見ると一心同体にしか見えないが、本書によると両者の関係は、夫婦のような「異体同心」であり、今は「異体異心」に変化しつつあるといい、その関係史を公明党創立のいきさつから今に至るまで追った。朝日新聞や聖教新聞などの1次資料から池田氏ら学会、公明党幹部の言葉を多数引用しているほか、複数の現職公明党議員に直接インタビューを行っていて信頼性は高い。また、客観的といっても、批判すべきは批判している。

自らの学会論、公明党論についての言及は終章にわずかにあるのみだが、深く考えるものが多かった。なぜ、民主党ではなく自民党と組む方が公明党にとって利益があるのかを解説した節や、現実化する「ポスト池田」の学会について、「集票力は落ちるが、人的ネットワークがあり、組織が瓦解することはない」と予測した節は納得した。一方で、「学会は反エリート主義、共産党はエリート主義」という指摘は、必ずしも当たらないとも感じる。池田氏は口ではエリートをののしるが、実際には学会幹部、国会議員は一流大卒、創価大卒のエリートだらけだし、逆に共産党は市田書記長のほか、たたき上げ運動家出身の大幹部は多い。

表題となっている両者の「異体異心」の構造を、もっと深く論考してほしかったという思いはあるが、公明党と創価学会の相関史として、本書は秀作。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dream4ever VINE™ メンバー
形式:新書
基本的に宗教、特に新興宗教には興味がないのであるが、宗教と政治という文脈では多くの場合ある種の生臭さをいつの時代もかもし出すようだ。
世界中の国に宗教があるように、日本にも多くの宗教が存在する。島田氏の今回の著作では、創価学会の生い立ち、そこから政治への係わり、さらに今後の流れを綴っている。現状での連立政権における公明党の存在が、ポスト名誉会長を考えた未来予想図でどのような展開を示すのか。
政治や宗教に興味の無い自分にとってもある意味日本の将来という点においては知っておいて損のない情報が書かれているのだと思う。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 創価学会について客観的に論じる本は、近年いくつか出版されるようになった。しかし公明党については、長らく第2与党でありながら、著者が言うように、客観的な研究や評論はほとんど見られない。本書は、そのような現状に一石を投じる。
 タイトルはややオーバーだが、著者は、通常一体のものととらえられがちな公明党と創価学会について、言論出版妨害事件後の政教分離によって両者はあくまで政党とその支持母体という関係となったが、そのような構造がかえって公明党にとってメリットとなっていることをわかりやすく説明している。
 また、公明党は連立相手として自民党の方が民主党よりも相性がいいという主張も注目に値する。都市を基盤としていることや政策面で、公明党は民主党と共通点が多いが、むしろより異質な自民党と連立を組むことにより、相互に補完し持てる力を発揮しているという。
 総じて冷静な筆致には好感が持てる。公明党の歴史と現状を把握するのにうってつけの好著。 
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