内容(「BOOK」データベースより)
一般にすでに解決済みとみなされている公害問題だが、実はその後も見捨てられていた被害者が後を絶たない。こうした「被害放置」を生み出す理由は何か―四大公害訴訟中最も成果を収めたとされるイ病・カドミウム問題が抱える生々しい歴史と現状を、社会学的分析に基づき精緻に再検証し、この種の「放置」は公害問題のみならず、わが国の行政・医療・社会の暗部に横たわる広範かつ本質的な現象であることを、強烈に示唆した労作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
飯島 伸子
1938年、朝鮮生まれ、東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。東京都立大学人文学部教授、富士常葉大学環境防災学部教授、等。2001年逝去
渡辺 伸一
1962年、新潟県生まれ、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。大分県立芸術文化短期大学専任講師を経て、奈良教育大学教育学部准教授
藤川 賢
1966年、東京都生まれ、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。現在、明治学院大学社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)