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公安警察の手口 (ちくま新書)
 
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公安警察の手口 (ちくま新書) [新書]

鈴木 邦男
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

急速に監視社会化が進む日本。少しでも体制に楯突けば逮捕される時代となりつつある。こうした状況のなかで、不当逮捕を繰り返し、統治機構の末端で暴力を行使しているのが公安警察である。しかし、その捜査手法は謎に包まれており、実態は明らかになっていない。いったいヴェールの向こう側では何が起きているのだろうか?かつて赤報隊事件で公安警察に濡れ衣を着せられた経験を持つ著者が、その捜査手法や権力構造を照射し、知られざる公安警察の“真実”を追究する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

鈴木 邦男
1943年福島県生まれ。67年、早稲田大学大学政治経済学部卒業。70~73年、産経新聞社に勤務。学生時代から右翼・民族派運動に飛び込み、72年に「一水会」を創り、「新右翼」の代表的存在になる。99年12月に「一水会」会長を辞め、顧問になる。現在、月刊「創」などにコラムを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 206ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2004/10/6)
  • ISBN-10: 4480061983
  • ISBN-13: 978-4480061980
  • 発売日: 2004/10/6
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TaroTaro トップ500レビュアー
形式:新書
自身の経験をもとに公安警察のあり方を問うた作品。平易な文章で書かれているので解りやすく読み易い。ただ、あとがきにその理由が書かれているが、公安を巡る裏話的なエピソードは書かれていない。書かれているのは、あくまで公安の「手口」である。そういう意味では著者の経歴通りの硬派な一冊だ。

客観的であろうとしているのが文章から滲み出てくるが、時折り、公安憎しという感情が表出している文章が見受けられる。ただ、それも裏を返せば彼が受けた取り締まりが理不尽だったという証拠なのだろう。

テロに対する監視にシフトしてきているとはいえ、いまだに共産党に対する取締り(監視)が公安警察の仕事のかなりの部分を占めていることにまず驚いた。過去は過去として現在は合法政党にもかかわらず、党勢がジリ貧であるにもかかわらずだ。著者が指摘するとおり組織の維持のためと捉えられても仕方ない。

著者は、公安警察官の一人一人は優秀で、強烈な「愛国心」を持った人々であり、並みの覚悟でできる仕事ではないと記している。そして、その手口について内部告発が起きない公安の「教育体系」に驚愕し、それを「思想教育」と定義している。たしかに、思想を取り締まる側が行なう教育は思想教育しかないのかもしれない。

また、著者は、公安は日本で最も「愛国者」なのかもしれない。そうした優秀な人材をいつまでも顔のない隠密にしておくのはもったいない。さらには、抑圧・謀略機関の一員として終わらせるのも惜しいと思う。と記し、公安について開かれた議論すべきではないだろうかと主張する。もっともな意見だが、それは無理だろうな・・・。
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 著者は新右翼「一水会」元会長。公安にやられた側が憤りをこめて公安不要論をぶつ。しかしまあ、一度狙われたら大変です。隣近所に聞こえるようにガサ入れしたり、逮捕したくなれば勝手に転んで公務執行妨害容疑(「転び公妨」という)。右翼、左翼の活動家なんて流行らないわけだ。で、実際事件を起こすのは、普段は一社会人として生きる「潜在右翼」だったりするのだから、公安の徹底マークもあまり意味がないという。

 小さい時から右翼の街宣車を見かけると何となくわくわくしてしまう。けれど、実のところ、右翼も公安に首輪をつけられたまま吠える飼い犬に過ぎないようだ。

このレビューは参考になりましたか?
28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hisa-taro VINE™ メンバー
形式:新書
警察の「公安」という存在はテレビとかで知っていたが、実際にどんなことをやっているのかを知ろうと思ってめぐりあったのが本書。
公安警察に狙われてきた著者が公安警察の素顔を描く。
警察に関しては全くの素人であったが、わかりやすく、すんなりと読むことができた。
取り締まられる側の人間が書いているので多少取り締まられる側に偏った内容といった感じはあるが、全体を通して中立的な立場から描こうという努力が見られる。
できれば同様の本を複数読みたいところだが、本書一冊でも十分中立的な立場から公安警察について知ることができる。
ほんの少し取り締まられる側に偏っているところを考慮して星は4つにしたが、現代警察の抱える問題がわかりやすく著されている好著である。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
手法は過去のものしか載っていない
ぴったりくっついて離れない尾行等、数十年前の手法がそのまま掲載されている。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/18 投稿者: ミュー
公安警察の存在を
平凡な毎日を送る一般の方も、左右両翼の方も、公安という存在と手口に驚愕される事と思います。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/19 投稿者: 民大
公安は怖ろしい
学生時代より右翼運動に携わり、新右翼団体「一水会」の代表として活動してきた著者がその経験に基づき公安警察の組織構造、活動、実態に迫る。... 続きを読む
投稿日: 2008/8/8 投稿者: 小僧
右翼と公安の関係
公安関係の「手口」は、実際やられてみないとよくわからない。弁護士や研究者は口ではなんといおうが「マーク」される人は少ないわけで、こうした本は参考になる。続きを読む
投稿日: 2006/4/25 投稿者: かがりひらく
面白いんだけど……
... 続きを読む
投稿日: 2005/10/3 投稿者: terra_hose35
平易な言葉で書かれた辛口本
分かりやすい言葉で書かれた激辛本である。公安警察に幾度も逮捕され、不当に自由を奪われたと主張する筆者の積年の怨恨がいたるところに描かれている。一方的な記述のために... 続きを読む
投稿日: 2005/7/30 投稿者: 新聞屋
第一級の教科書って感じ
公安ってよくわからないと思っていた自分ですが、固い語り口の本だったら
きっと取っつきにくかったでしょう。鈴木氏の声が聞こえてきそうな自然な... 続きを読む
投稿日: 2004/11/18 投稿者: あぶはち
鈴木氏ならではの仕事
自らの体験談も交えた、公安警察の生態を生々しく描いた本。
結構ヤバめの話もあるし、公安の陰湿さが次々と明らかにされて、... 続きを読む
投稿日: 2004/10/15 投稿者: カスタヌー
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