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公務員人事の研究―非効率部門脱却の処方箋
 
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公務員人事の研究―非効率部門脱却の処方箋 [単行本]

山中 俊之
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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公務員人事の研究
外務省での勤務経験を持つ公務員人事コンサルタントが、公務員人事改革のあり方を示す。

現在の公務員は目的と手段を取り違える傾向があり、「前例を疑わない」「市民や国民を一律に取り扱わなければならない」という思い違いも顕著であると指摘。その結果、非効率的な仕組みが残っているという。小さく効率的な政府を作るためには、顧客志向、市場志向、透明志向を取り入れる必要がある。人事制度にもこうした志向を組み込むことが重要と主張する。

現在の公務員人事制度の問題として「組織のミッションが不明確」「マネジメントの欠如」「キャリア形成の重要性の認識不足」の3点を挙げ、解決の方向性を示す。公平な人事評価、モチベーションを上げる目標管理のあり方について、海外での事例も紹介しながら詳細に解説する。また、公務員は「何でも屋」から脱却し、基本知識とともに2つ程度の専門知識を持つ「πパイ型人材」を目指すべきだと説く。

日本と海外の公務員制度を見た場合、最大の相違点は幹部候補生の流動性にある。中途採用を大量に行うなど、公務員人材マーケットを徹底的に流動化し、視野が広く専門性、マネジメント能力のある公務員を養成すべきだと強調する。


(日経ビジネス 2006/09/04 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

内容(「MARC」データベースより)

現在の公務員が抱える問題点を示し、実際の人事制度をどのように制度設計・運用していけばよいかに関して、実務的な観点から、さまざまな具体的事例・エピソードを交えて、わかりやすく説明。

登録情報

  • 単行本: 209ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2006/05)
  • ISBN-10: 4492211608
  • ISBN-13: 978-4492211601
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 この本は要するにコンサルの提案書みたいなものです。人事行政の改革については、こんな手法やあんな手法が有効ですよと書いてあるのですが、長所ばかり取り上げて短所は書かれておりません。美辞麗句ばかりです。

 だから、この本に騙されてはいけません。この本に書かれてある手法を取り入れてみたところで、明日から人事行政が変わるわけではありません。地道に、長い年月をかけて定着させなければ効果を上げない手法ばかりです。導入後も、当分の間は制度のメンテナンスの多大な労苦の割にさしたる効果は感じられないでしょう。特にMBOやコンピテンシーはそうです。

 著者は、「公務員はリスクを恐れて何もしないからいけない。民間は進んでから間違えていたらその時に考えて直すから良い」と言います。正しい見方でしょう。ただし、人事行政については違います。民間が成果主義人事でボロボロになっているのに、同じ道を歩む必要はありません。じっくり考えてから、人事行政の改革は進めるべきです。そして、コンサルに丸投げしないことです。

 
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14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書には役所人事の問題点と処方箋が極めて易しく書いてある。役所経験(外務省)とコンサルタント経験(日本総研)に裏打ちされた指摘には肯ける点が多かった。公務員人事の世界がいかに甘ちゃんか、問題が多いかがよくわかる。

私も著者と同じく役所から企業に転じた経験を持つが、似たようなことをずっと感じていた。辛口に書いたと言うが、もっと厳しくてもいいと感じる。「人事が役所の本丸」というのはまさにそうで、ここを変えなければ役所は変わらない。

これから人事改革を考えたい公務員にとって入口として適する本だ。もう少し突っ込んでほしい部分もあるが、そこから先はコンサルティングを依頼しなくてはいけないということか。

行革コンサルタントがどんな視点で何を考えているかが垣間見られておもしろい。行政改革に一生をかけるとの著者の熱意と意気込みが全編から伝わってくる。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By okim
形式:単行本
立派な書名を題している割に、内容がきわめて薄い。

近年の人事院や総務省の研究会などで議論していた内容そのままという部分が多く、公的部門の人事担当者にとっては「どこかで聞いた話」の概略ばかりという感があり、とても「研究」や「処方箋」の名に値する内容ではない。といって、市民向けの内容ともいえず、かろうじて一般公務員向けの読み物になりうる程度のものという印象を受けた。

著者は「顧客重視の行政」というが、本書の顧客は一体誰を想定しているのだろうか。
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