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公務員が日本を救う 偽りの政治主導との決別
 
 

公務員が日本を救う 偽りの政治主導との決別 [単行本]

榊原 英資
5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「東日本大震災」という戦後最大の危機に直面しながら、対応が遅れる日本政府。日本の危機をしっかりと認識すらできず、この期に及んでなおパフォーマンスばかりが目立つ「政治主導」が続くことを考えれば、政治家が官僚を含む公務員を使いこなし、公務員がしっかり活躍する体制のほうがどれほど安心か――と国民は思いはじめているのではないか。
実際、今般の被害に際して、地方公務員、自衛隊員・消防隊員たちの活躍・献身ぶりは多くの日本国民の心をとらえ、これまでマスメディアやポピュリズム政治家たちによって煽られてきた「公務員バッシング」を反省すらしている感がある。
元公務員である著者は、「そろそろ誰かが、日本の公務員が優秀で、平均的には大変いい仕事をしていること、問題はむしろ政治家にあるのだというこをしっかりと発言すべきではないでしょうか」と主張する。さまざまな資料や知られざるエピソードとともに綴る、公務員へのエール。

内容(「BOOK」データベースより)

仕分けされるべきは政治家たちのほうだ!「ミスター円」と呼ばれた元大蔵省財務官が500万人強の精鋭たちの「志」と「実力」を語る。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2011/6/27)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4569798594
  • ISBN-13: 978-4569798592
  • 発売日: 2011/6/27
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 118Mスポ トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
テレビで歯切れの良いコメントをしている著者が
「がんばれ公務員??」と訝しげに思ったのだが
なるほど、なるほど、国民が標的にすべきなのは
公務員ではなく、欧米他国よりも税金を浪費している
政治家(国会議員だけでなく地方議員も)であるとのこと。

また、マスメディアがすぐに官僚を批判するのは
明治以来伝統的に官僚に対抗してきたからであって、
公務員は批判されるよりも、日本の復興のために
むしろ応援されるべきであるという論理なのであった。

また、ミスター円と呼ばれたエリート官僚だったためか
著者自身もバイアスがあるかもしれないというが
キャリアと呼ばれるエリートを育てていく
今の日本の公務員制度を肯定的にみることが
日本にとって必要なのだという。
さらには「天下り廃絶」などは人事システムが崩壊するので
もってのほかであり、大企業でも子会社出向は行われていて
むしろ公務員よりもひどい状況もあるとのこと。

これら元官僚の著者の主張と
古賀氏のような改革派と呼ばれる官僚の主張は、
同じエリート官僚であるのにまったく対抗する論理で、
その対比がたいへん面白い。

いずれにしても公務員という職業環境には
榊原氏のように自由奔放に生きてきても、
古賀氏のように自ら官僚を大批判しても
きちんと勤め上げられる寛容な環境があるのである。

両氏とも優れた人材であるのは間違いないので
どんな公務員でも彼らのように好き勝手にされては
国民にとっても国にとっても迷惑甚大なのであるが
その点でだけでも公務員の職場環境は、
民間よりも恵まれているのかもしれないなと感じたのである。

個人的には古賀氏の主張に同意する点が多いのだが
目下この復興のために同じ日本人である
各方面の公務員の人々が尽力しているのは間違いないので
その点では榊原氏と同じく「がんばれ公務員」といいたいのである。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
元大蔵省官僚だった筆者自らの経験、歴代の大臣や国会議員と渡り歩いてきた経歴など、自分史的な展開が前半。
後半は、財務省らしい観点からのいまの民主党政権や震災以降のあり方について語っています。
率直な感想としては、キャリアと言われた現役時代のことは読み物としては面白いが、なくても良かったかもしれません。榊原ファンには垂涎だったかもしれませんが。。。
後半の展開は、ボリュームが少なく感じるくらい、痛快にわかりやすい解説でした。

民間で働いてきた私としても、「民間=効率的」と言う政治家は信用なりませんね。そこを筆者は明確に指摘してます。
本書より「ともかく民営化すれば効率がよくなるはずだという思い込みがあったからでしょう。市場原理主義的民間信仰です。」とバッサリ。

世界的に見ても、日本の公務員の数は最低クラスです。すでに小さい国家ですね。それを切り捨て、さらに小さくするということは、、、とても恐ろしい主張する一部の政党に、筆者は正面から挑んでいます。
後半だけで本書を成立したら☆5つでした。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
 本書は、大蔵省で国際金融局長、同財務官などを歴任した、榊原氏の公務員論である。時折、榊原氏自身のキャリアや経験談を交えて論を進めており、自伝的な面も強い。
 本書の論調としては、筆者の高級官僚としての経験や様々な研究資料を用いて、いわいる「官僚支配」、「天下り」、「政治主導」などというマスメディアや政治家、研究者などからの官僚批判に対して、日本の公務員の勤勉さや効率性などを根拠に反論するような形になっている。

 特に本書の中でも、興味深い話は、筆者仕分けが必要なのは官僚ではなく政治家だと断言した所である。我が国の政治家は諸外国の国会議員・地方議員と比較して、給与や待遇は良いにも関わらず、議員立法の比率が非常に低く、本来は国会が担当するはずの立法活動を官僚が担当していると筆者は主張している。
 さらに、日本の政治家は、選挙中も他の職業と兼業できず、一度政界に入ると他の職業への転職が困難であり、若い内に政界入りをして当選回数を稼がなければ党内で地位を獲得できないため、本来の立法活動よりも選挙活動に専念せざるを得ないという指摘や、
 都会よりも連続当選が容易な地方の議員ほど党内で高い地位を得やすい、法律の専門家よりも議員秘書や世襲議員が多く立法・行政能力には疑問がある、などといった分析はまさに日本の政治制度の根幹的な問題点を指摘しているように思える。

 一方で、筆者の官僚制度に関する分析は、少々手前味噌である面が感じられる。
例えば、中央省庁よりも民間の大企業の重役の方がよっぽど官僚的だと主張する筆者の根拠が、自分が働いていた大蔵省の職場の経験と自身の友人の社長達との比較であったり、官僚の特殊法人への天下りは民間大企業の子会社への出向と変わらず、あまり問題ではないなどと論じている点である。
 いわいる官僚批判でよく聞く、縦割り行政、前例主義、先送り主義、無責任に関しても明快な反論は展開されておらず、物足りない印象が残った。筆者の領分ではないとしても、官僚制度を擁護するなら、消えた年金記録やグリーンピアを筆頭とする官僚が起こした問題にも言及が欲しかった。

 しかし、その点を差し引いても、感情的な官僚批判が続く中で、官僚側の立場から描かれた本書の内容は、我が国の政治と行政の構造と問題点を知る上で価値があるのは間違い無い。
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最近のカスタマーレビュー
面白かった。
江戸明治期からの官僚の歴史。欧米諸国や民間企業との制度の比較。自身がたどってきたキャリア。
などから構成されている。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: @nari_shin
日本を救う!?
本書を、古賀茂明氏や高橋洋一氏による官僚批判に対峙するものと位置付けることはできない。何故ならば、現在の官僚による省益最優先の為政が、果たして国益に適ったものであ... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: rogerf
何を今さら
今さら公務員が日本を救うと書いても、誰が信用するかい。
既に魔女狩り状態で、どんなに客観的なデータに基づいても、... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: daruo555
この一言で論破可能
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