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公共哲学とは何か (ちくま新書)
 
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公共哲学とは何か (ちくま新書) [新書]

山脇 直司
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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公共哲学とは何か (ちくま新書) + 社会とどうかかわるか――公共哲学からのヒント (岩波ジュニア新書 608)
合計価格: ¥ 1,575

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人びとの間に広まるシニシズムや無力感、モラルなき政治家や経済人、やたらと軍事力を行使したがる大国―こうした大小さまざまの事態に直面して、いま「公共性」の回復が切実に希求されている。だがそれは、個人を犠牲にして国家に尽くした滅私奉公の時代に逆戻りすることなく、実現可能なものだろうか?本書は、「個人を活かしつつ公共性を開花させる道筋」を根源から問う公共哲学の世界に読者をいざなう試みである。近年とみに注目を集める「知の実践」への入門書決定版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山脇 直司
1949年青森県八戸市に生まれる。一橋大学経済学部卒業。上智大学大学院哲学研究科修士課程修了。1982年ミュンヘン大学にて哲学博士号を取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授。公共哲学ネットワークでも活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 238ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2004/05)
  • ISBN-10: 448006169X
  • ISBN-13: 978-4480061690
  • 発売日: 2004/05
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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27 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ehrlich
形式:新書
この新書は約4年前に出たようだが、今までアマゾンに10以上出たレビューを見ると、ヨイショ臭い5つ星から、難癖臭い1つ星に至るまで、評価が分かれている。評者が思うに、この本は、いろいろな大学で科目が設けられ始めた公共哲学という学問を、「著者なりのスタンス」からわかりやすく啓蒙・展開したものと考えるのが妥当だろう。だからこの本と一緒に、桂木隆夫の『公共哲学とは何だろう』や斎藤純一の『公共性』を読んで、公共哲学にも色々な立場があることを知ったほうがよい。また、公共哲学の多様性や論争状況を理解する上で、東大出版会から出ている全20巻の『公共哲学』シリーズも参考になるだろう。そして、この新書の学問横断論に不満を感じる読者は、最近同じ著者が出した学術書『グローカル公共哲学』を、また思想史的な叙述に不満な読者は、同じ著者の『ヨーロッパ社会思想史』を別個に読むべきだろう。いずれにせよ、この書には一つのフロンティア的な位置づけが与えられて然るべきという意味で、星4つを与えたい。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
入門書 2006/3/20
By 如是我聞 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
著者は本来社会思想史が専門の哲学者。本書は東洋、西洋の思想家を2つにわけ公共哲学に有用かどうかを判断する。本来有用とされる哲学者も公共性に有用かどうかという点で判断している。著者の『ヨーロッパ社会思想史』以来のスタンスで書かれている。哲学思想を学びたい人におすすめです。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:新書
東大出版会の『公共哲学』シリーズの編集委員を務めた論者による一般向けの啓蒙書。著者の専門の一つであるヨーロッパ思想史の章はやや平板だが、政府の公・民の公共・私的領域の相互作用的三元論や活私開公などを明晰に打ち出した点にオリジナリティがある。管見では、経済の公共性を全面に打ち出した類書はあまり無いと言ってよいからだ。だから、公共性は「仲良し」たちによっては生まれず、アダム・スミスの「公平な第三者(仲良し以外の人)の共感」によって生まれることをもっと強調していたら、下のカスタマーのような誤解を生まずにすんでいたかもしれない。いずれにせよ、この書は著者のこれからのさらなる活動の出発点にすぎないであろう。この書の終章で述べている「応答的で多次元的」な「自己ー他者ー公共世界」論を基礎に、各方面からの生産的な批判をバネとした公共哲学運動(それは誰にも開かれているはずである)の成果が実りあるものとなるか、上滑りするかは、今後にかかっているように思われる。
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