登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
文庫落ちするのを待ってました,
By
レビュー対象商品: 八犬伝 1 (ホーム社漫画文庫) (文庫)
映画やビデオなど、八犬伝をアレンジしたものは多いが、大抵はキャラクターだけを流用した別物語になっています。 それに対して、この作品は原作にもそれなりに忠実で、 原作の流れを生かしつつ巧くアレンジしていると言えるのではないでしょうか。 時々、登場人物の名前の読み方を忘れて引っかかりますが(笑)。 以前のおまけページもそのまま収録されていて(多分)、読み応え充分です。 買おうかどうしようか迷っていたという人には、
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
古典の劇画化に成功した傑作コミック,
By
レビュー対象商品: 八犬伝 1 (ホーム社漫画文庫) (文庫)
中学生の頃からこの漫画の刊行が始まったのを、今でも覚えています。当時は大判での書籍化で毎回800円近くお小遣いからはじき出して買ってました。 いつもいつもワクワクどきどき。 深作欣二監督の『里見八犬伝』から原作・原文にいたるまで ほんとうにウキウキしながら「八犬伝」の世界にふれてきましたが、 このコミックスには賞賛の拍手をいくつおくっても悔いないほどに クオリティの高さを感じさせられます。 古典原文から関連書籍、史実背景、15・6世紀の関八州の文化人類学的 視点からの書物など、馬琴さながらに多くの文献を読みこなし、 作者独自の想像力とアレンジ、活動的で流麗な画によって、 “滝沢馬琴の八犬伝”の世界が見事によみがえっています! 大作であるゆえにラストまで描ききってくれるかどうか 少々心配ではありましたが、そんな心配も、作者の努力と 版元の誠意のおかげか、杞憂におわりました。 しっかりとケリをつけていて、その点にも感銘。 まだ読んでいない人、古典はどうも苦手という若い人々、 ぜひ読んで欲しいです。 いまや隆盛をきわめているライトノベルやファンタジーの原点とも いうべき作品であり、(文中に“イラスト”がはいってきたり、 “職業作家”としての地位を発生させた)。 300年まえ、まさに“大ベストセラー”となり、 日本人が熱狂して読んだ物語が、これなのです!
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「南総里見八犬伝」の漫画化に成功した唯一の作品か?,
By 孔明 (埼玉県さいたま市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 八犬伝 1 (ホーム社漫画文庫) (文庫)
ようやく文庫版全八巻を読了。現在のところの唯一の「南総里見八犬伝」の漫画と思われます。原作は江戸時代の作家・滝沢馬琴になります。コミックスにも原作者として名前がしっかりと出ています。 物語は現在の千葉県の房総半島に本拠を持つ里見家の盛衰を、伏姫のお腹から飛び出した八つの玉を持つ勇者を中心に展開されます。 信長や家康が生まれるよりもずっと前の時代が舞台のためにイマイチ馴染みが薄いのが難点でしたが、王朝絵巻を思わせる絵柄で最後まで描き切ってくれました。 勢力としてはハッキリ言って「弱小」の部類に入れてよい安房の里見家が今日人々の間に知られているのは、ひとえに「この物語」の存在のおかげと言ってよい。 薬師丸ひろ子主演で映画化もされましたが、どちらかというと映画を思い出す人が多いことでしょう。 怨霊・玉梓の里見家滅亡の計画は伏姫が命を賭して生み出した八人の勇者をも引き合わせる。 彼等はそれぞれが周囲の環境の変化によって家族を失い、故郷を追われて流浪の身となりながらもやがては運命の糸に導かれて集結していく。 武家らしく「刀」が作中に於いて「神器」のような扱いになっており、大きなキーワードだった。 集結した八犬士たちの活躍によって関東諸将による安房・里見家討伐は阻止される。 話のスケールとしては地方の一豪族にまつわるものであり、日本全国に広がっていた戦国の世を集結に導くような話の大きなものではないので、根本的な危機は解決されていないのだが、江戸時代にすでに現在で言うところのRPG(ロールプレイング)的な要素を含む物語を完成させていた原作者と、それを見事に現代に甦らせた作者の力量に感服といったところだ。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|