むかしから八犬伝が好き、特に小文吾が好きなのですが、たいていの場合、大男ではなく相撲取りのような体型にされてしまう、でも本作ではどの犬士も男前で魅力的なキャラとなっているので、好感度大。
ファンタジー、ですが舞台が日本で、古くからの怪異が取り入れられているので、大人でも読みやすいです。
また信乃のふとしたセリフが、時に哲学的に深いですね。
何より、理屈抜きに男前が八人、毎回カバーからして美しいのが嬉しい。悲しい生い立ちを背負いつつも、登場人物はみんな基本的に明るくて強いので、読後感がとてもいい。本来の八犬伝では女性の登場人物のほとんどはろくな運命を辿りませんが、「あべ版・八犬伝」では女性がめちゃくちゃ強い(特に浜路)
心配なのは、続刊です。出版社さんが独自の形態、13巻以降しばらく見ていなかったので、続きどうなるんだろう・・・と心配していましたが、角川書店さんから出るようです。
八犬伝 ‐東方八犬異聞‐ 第1巻ずっと冬水社さんから購入してきた者としては、せめて本棚での並びがちぐはぐにならないことを祈ります!
ここまできて、買い直しは酷です!