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八月の狂詩曲(ラプソディー) [DVD]
 
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八月の狂詩曲(ラプソディー) [DVD]

吉岡秀隆, 大寶智子, 黒澤明 DVD
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 出演: 吉岡秀隆, 大寶智子, 伊崎充則, リチャード・ギア
  • 監督: 黒澤明
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 松竹
  • DVD発売日: 2002/12/21
  • 時間: 98 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B00006RD6F
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 112,500位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

Amazon.co.jp

ある夏休み、長崎の田舎に住むおばあちゃん(村瀬幸子)の家に滞在することになった4人の孫たち(吉岡秀隆、大寶智子、鈴木美恵、伊崎充則)。やがて彼らは、おばあちゃんが体験した原爆の恐怖を理解するようになっていく…。
祖母と孫たちののどかな交流の中から静かに反核を訴える、晩年の黒澤明監督作品としては小規模だが、実に味わい深く可愛らしい作品。ハワイの甥役でリチャード・ギアも出演したが、彼がおばあちゃんに原爆のことを謝るシーンが、映画的社会的無知に気づかずただ心ないだけのアメリカ・マスコミにバッシングされたのが悔しい。原爆の光を目玉で象徴し、その被害をネジ曲がったジャングルジムのみで表現し得た巨匠の偉大なる映画的センス。自然の緑と澄み切った水の流れをかくも美しくとらえた映画はほかに例がない。そして、生きるうえでのすべての哀しみを嵐で吹き飛ばそうとする黒澤映画ならではのラスト。どこから切っても見事としかいいようのない、真の人間愛に満ちあふれた巨匠の、そこはかとない隠れた代表作である。(的田也寸志)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

戦争を知らない孫たちに戦争の恐ろしさを伝えるお祖母ちゃんの姿を描いた巨匠・黒澤明監督の反核ドラマ。長崎から少し離れたお祖母ちゃんの家で退屈に過ごす4人の孫。そんな中、お祖母ちゃんの甥と名乗るアメリカ人・クラークから手紙が届く。

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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 抗議する事は、権利ではなく義務である。, 2005/8/9
By 
西岡昌紀 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 八月の狂詩曲(ラプソディー) [DVD] (DVD)
「抗議する事は、権利ではなく、義務である。」と言ふ言葉が有る。黒澤明監督がこの映画を作った動機は、まさに、この言葉の実行であったに違い無い。--この映画が完成した時、試写会の場で、多くの外国人特派員が、黒澤監督を非難すると言ふ出来事が有った。即ち、「日本人が、原爆を題材にした映画など作るのは、日本の戦争を正当化する事に成る」と、考える一部の外国人ジャーナリスト達が、試写会の場で、黒澤監督を非難したのであった。私は、黒澤監督は、良くぞ、彼らの怒りを集めたと思ふ。--黒澤監督が、彼らの怒りを集めた事は、この作品に込められた黒澤監督の抗議の強烈さを証明する物である。アメリカによる、広島、長崎への原爆投下が、国際法上正当化し得ない行為だった事は、ハーグ条約によって、明白である。又、戦争を終結させる為に不必要だった事も、アルペロヴィッツ等の歴史家によって、完膚なきまでに証明されて居る。それにも関わらず、原爆投下の不法性、非人道性を認めたくない一部の外国人ジャーナリスト達が、この映画に込められた黒澤監督の原爆投下への抗議に、憤慨したのである。--この映画で、忘れられない場面が有る。それは、映画の終はり近くで、お婆ちゃんが、稲光を原爆の光と錯覚して、孫たちを、シーツで守ろうとする場面である。その意味が分からず、当惑する孫達と、「白い物をかぶってた人達は助かったんだ。」と独り言を言ひながら、孫達をシーツで守ろうとするお婆ちゃんの姿。これは、黒澤監督自身の姿ではないのだろうか?--この場面を見た時、私は、「これは、『生きものの記録』だ。」と思ったものである。お婆ちゃんが、孫達を原爆の幻覚から守ろうそして、シーツでくるむこの場面は、核戦争を扱った黒澤監督のもう一つの作品『生きものの記録』(1955年)の、再現以外の何物でもない。--そして、最後の、夕立ちの場面は、何と素晴らしい事だろうか。あの夕立ちの中で、「野ばら」が流れる場面こそは、黒澤監督の、原爆投下への、最大の抗議なのである。(西岡昌紀・内科医/長崎に原爆が投下された日から60年目の日に)
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 こんなに素晴らしいとは思いませんでした。, 2004/3/4
レビュー対象商品: 八月の狂詩曲(ラプソディー) [DVD] (DVD)
まじめな真摯な態度が画面いっぱいに広がっている映画だということです。ちょっとの揺らぎもなく、遊びというか、変な下心のあるような映画ではないということです。

はじめのうちは「雷が落ちて心中した二本の杉の木」の話を聞かせれても子供たちは都会っ子、ましてや生活スタイルは欧米様式、夜の怖さ、自然の恐怖は知りません。基本はこの自然の恐怖にあると思うのです。そして人間のいろいろな意識の衝突や出会いをさまざまな人を介して、いろいろな角度から描写することで夏の彼岸前後の出来事をまとめて見た感じの映画なんですね。老人の女性の一生の思い出がつづられる感じで関係ないようでひとりの日本人の戦後の生き方、さらに戦後を問わず日本人の女性の感じ方をうまく子供たちを使って描いております。最後に「幽体分離」するシーンを象徴的に描いてますが(私はそう思っております)この辺は監督うまい。孫たちが間に合うかどうか、とはらはらしながらみているのですが、そこにシューベルトが流れます。なぜシューベルトか、わからないのですが、それは薔薇がおばあちゃんだからでしょう。「野中のバラ」これはおばあちゃん。これで8月9日の日に孫が見たようにおばあちゃんはあの世でおじいちゃんに出会えるでしょう。そしてお兄さんにも。

この孫達がおばあちゃんを一番理解でき、アメリカ人も理解できたことがとても美しい、素晴らしいドラマだと思います。

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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 映画的感動の瞬間, 2005/2/1
レビュー対象商品: 八月の狂詩曲(ラプソディー) [DVD] (DVD)
当然なのですが、人間は年齢を重ねるにつれて、良い意味で枯れてくるのだろうと思って映画を見ていたところでの、あの雨の中で傘が反対に開き、音楽が鳴り響く瞬間の感動は忘れることは出来ません。過去に黒澤監督が描いてきた映画的感動の瞬間がまたここにも有ったのだと思いました。
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