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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
武装戦線無意味派犬支部!,
By 便所掃除2号 "おがP" (堺市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 八月の犬は二度吠える (単行本)
熱心に読んだ。寸暇を惜しんで?読んだ。 大笑いした! …不覚にも涙した。 何とも言えない味のある人物たちが織りなす、笑いの波状攻撃、 斬新な着眼と緻密な計算、入念な下調べに基づくアイディア、 寄る辺のない「予備校生」という不確かな身分の甘美さと焦燥感、 自分自身の思いに振り回されるアホらしさ、そんなアホな自分と決別できない情けなさ、 不惑を超え「大人」として生きる足枷、さまざまな境遇を経て行き着いたその先への不安…。 第三舞台や『ドンキホーテのピアス』シリーズのファンには、必読の書。 私見ながら、これは映像化が難しいぞ、多分。ヒロインの役なんか揉めるぞ… 鴻上自身が自分でキャスティングしたら、文句言えへんけど。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「犬」の文字にかける大人たちの物語,
By
レビュー対象商品: 八月の犬は二度吠える (単行本)
とても芳醇で、魅力的なキャラクターが織りなす物語。単純に「若気の至り」の物語にしなかったことが面白かったです。 話の中身は全然違いますが、なんとなく、みうらじゅんさんの「色即ぜねれいしょん」や映画「パッチギ!」を思い出しました。 京都が舞台だからでしょうか。 ページからとても濃密な京都の匂いがしてくるようでした。 ああ、大人もまだまだ青春じゃん。久しぶりに京都に行きたいな、と思えただけでもこの本を読んで良かったです。 とくべつ思い入れのない演出家の作品で、読むのに二の足を踏みましたが、好感の持てる物語でした。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一気に読める。また読みたくなる。,
By 明神 (東京都江東区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 八月の犬は二度吠える (単行本)
京都を舞台にした青春グラフィティだが、同時代的な話ではなくいまから24年前の出来事が今につながっている。友情、恋愛、嫉妬、政治、将来への不安、生活の安定、いくつもの感情が一つのストーリーに散りばめられ多層的に頭の中で展開する。話の破綻のなさ、登場人物の心理描写の自然さは、作者が常に不自然な演劇ぽさを好まず、あくまで自然な行為に重きを置く演出スタイルと無縁ではないと思う。 久々に読んで作り物っぽい不自然さを感じない小説でした。
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