内容紹介
K.P.M.、約2年ぶりとなる3rdミニアルバム。約半年という時間をかけて作り練りあげられた本作は、独特の浮遊感を残しつつ、歌/メッセージ/意志がより明確になった力強い作品となった。彼らが住んでいる「東京」という雑多で多様な音が聞こえてくる場所ではなく、遠くはなれ想いをよせる「ふるさと」のような場所にもう一度立ってみて見えてきた景色や言葉や想いを彼らなりの「愛の唄」に乗せることで、胸の奥に確かに響いてくる力強さと喜びに満ちあふれている。サウンド面では様々なバンドのサポート等で鍛えられた確かな演奏力(Ba.廣瀬拓音はサケロックの浜野謙太と寿アーバンメイツ、What's Love?の菅野とピリカを結成、他メンバーも別バンドを何個も掛け持ち、サポート等で活躍)に表現力が加わり、レゲエという枠に収まりきれないアイディアに満ちた音を作り上げ、どこにも属さない独自のグルーブ感に確かな手応えを得て、様々なサポートミュージシャン(増井朗人〈ex MUTE BEAT〉 ,田澤麻美〈堂島浩平楽団〉木場大輔 〈胡弓奏者〉等 )と共に完成させる。
彼らの日常に寄り添う当たり前の喜びと悲しみを見事に消化させた本作『八月のサヨナラ』は今彼らがしっかりと踏みしめている地平を見事に音として奏でている。クラムボン/SAKEROCK/bonobos.など、ふわっとしてるけどパキッとしてる、そんなバンド達を好む皆さん、K.P.M.は今こそチェックすべきバンドです。
【アーティストについて】
2002年、Ba.廣瀬拓音が大学の同期生のDr.永田真毅と共に所属サークルの活動の一環としてVo.大橋キウイと中谷マンゴウをツインヴォーカルとして迎えK.P.M.を結成。2004年9月にファースト・ミニアルバム『温帯ブギー』(MBR-6)をリリース。レゲエのフィーリングをベーシックに、自分たちの生活の中で根底に流れている日本的な温度感を歌詞やリズムに乗せ、心地よいレゲエポップスを作り上げる。
2005年、8月に2ndAL『キウイとパパイヤ、マンゴーズ』(MBR-10)を制作。新たにKey.中井雅子、G.大森誠也を新たにメンバー迎え、さらに影響を受けたさまざまなリズム(レゲエ、ソウル、日本民謡等々)を作品のなかに取り込み、自分たちが感じる土地土地の「うた(ソウル)」をスタイルとか模倣ではなく、彼らの生活の延長によりそったポップスとして奏ではじめる。2006年、ヴォーカル・スタイルを大橋キウイのボーカル一本にしぼったスタイルに変化させ、新たなK.P.M.をスタートさせる。心地の良いサウンドと浮遊感はそのままに、より力強さや意志がプラスされ、彼らが感じるストレートな想いを詰め込んだ歌作りに取り組む。