月刊オートバイに連載していた、機種別テクニックの加筆総集編として。
当初、誌面では「このマシンだからこういう乗り味・・・」的な試乗記も交えながらの企画でしたが、今般出版にあたり、そのあたりは多少カットし、あくまで運転技術に絞った内容での新規加筆・修正で刊行。
当初企画のとおり、NKからSS、ビグスクまで新旧さまざまな車種(全27台)を乗りこなしながらの解説なので、もしかしたらあなたが今乗っているマシンも出ているかもしれません。
技術的には、表題どおりスポーツライディングの解説でありますが、元レーシングライダーの著者らしく、難易度は高め。
主にはサス・タイヤ・車体のピッチングを含めた前後荷重分布、つまり「今、車体がどうなっているか」を重視した解説。
初心者には、何もそこまで・・・と思えるくらい詳細な部分まで実践・解説しており、敷居は高く感じますが、なるほど!と思えることばかりで、読んでいてバイクに乗っている気分にさせてくれます。
サーキットというよりは、公道向けなので、リアブレーキの扱いを重視している点に注目。
各種練習方法もレクチャーされているので、取り入れたい。
本書はあくまで雑誌刊行としての出版(いわゆるムック)なので、(人によりますが)誌面構成上読みにくいと感じる面もあります。しかしながら、文章は簡易な言葉で説明しているので、全般的にわかり易いと思います。
また、先述の通り、多数のマシンが出ているので、それも楽しい。