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八人との対話 (文春文庫)
 
 

八人との対話 (文春文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

山本七平、大江健三郎、安岡章太郎、丸谷才一、永井路子、立花隆、西澤潤一、A・デーケンの錚々たる人びとと日本について語り合う

内容(「BOOK」データベースより)

歴史をふかく考察し、日本人とはなにかを終生のテーマとして問いつづけ、独自の史観を確立して、数多くの名作をのこした著者が、各界の碩学たち、山本七平、大江健三郎、安岡章太郎、丸谷才一、永井路子、立花隆、西沢潤一、アルフォンス・デーケン氏らと様々な角度からエピソードをまじえつつ語りあった、滋味ゆたかな対談集。

登録情報

  • 文庫: 413ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1996/05)
  • ISBN-10: 4167105632
  • ISBN-13: 978-4167105631
  • 発売日: 1996/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 419,177位 (本のベストセラーを見る)
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様々な警鐘 2006/8/25
形式:文庫
本書はタイトルの通り、司馬さんが著名な作家8名との対話を行った際の対談集である。

単行本は93年に、文庫版は96年に刊行された。それぞれの対談は76年から92年までの間に行われており、主に雑誌文藝春秋に掲載されたものをまとめたものである。

その対談者ごとに展開される話題の豊富さに圧倒される。

話は多岐にわたり、細に分け入り、息つく間もなく読み終えた。

「結局、われわれは自分自身を改良してゆくしかない。人類の仲間たちに貢献し、自分自身の社会にも被害を与えない。

そういう社会を作るには、相当しんどい民族であることは確かですな。(司馬)P54-55」

そういう気分の中で、歴史を通じて現代に警鐘を鳴らし続ける姿勢をそこかしこに垣間見ることができる。

文中「これは」と思える発言がたくさんあるので、閉塞日本を考えたい人にはオススメの書ではないだろうか。
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8 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
密度の濃い対談集である。
出てくる人たちの教養の深さが物凄い。
よく評論家になるなと揶揄する人がいるが、本物の評論ということが、如何に深い知識の元に行われるか、文学者・科学者の奥の深さがしのばれる内容であった。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
日本が誇る代表的な知性の人を中心に、司馬さんが縦横に話し合った興味深い対話集である。唯一の例外はドイツ生まれのデーケンさんであるが、どの対話も奥行きが深くてその展開が実に興味深い。昭和の軍国主義の時代を振り返って、司馬さんは「昭和の軍人を見ると、ぜんぶ素人よりもひどいですね」と嘆息しているが、小泉が敗戦記念日に首相として参拝した直後の重苦しい気分だったので、この本を読み「平成の政治家を見ると、ぜんぶ素人よりひどいですね」と私は叫びたくなった。もし司馬さんが生きていて今の日本を見たら、一体どんな気持ちでこのおろかな政治支配に対して、悲痛な気持ちでの批判をするだろうかと思った。こんな浅ましい政治支配を目撃しなかったのは、司馬さんにとって救いだったかも知れない。
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