初めてこの著者の作品を読みました。スルスルと読めてしまい
ます。
弁護士私はO大学病院で上行結腸癌の手術を受けたのだが、
その経験を小説にしてみた。執刀医である前橋教授に見せた
ところ、教授は発作を起こし死亡した。
ここまでで一つの大きな山場があります。そして癌だときいた
ハズの私は結核だったと判断されます。
大病院の医療ミスの隠蔽、すり替え、女同士の恨み、つらみ
…内容は盛りだくさんです。
死は毎日病院内で進んでいく、そして手術も毎日変わらず
続けられる。私が書いた小説が、大病院を揺るがす。
本当にこんなことが起きたら…。大学病院というところは
出世して何ぼの世界である。しかし、もっと大切なことが
あったと彼女は気づく。しかしもう手遅れだった…。
出世と憎しみの世界。これを読むと大学病院にいくのが怖く
なりました。