全米テロから、この手のタイトルのテロ小説が重版されたりタイトル変えされたりしてうんざりしている方も多いかもしれませんが、この小説は原題を見ればわかるとおり、そういったテーマにおんぶに抱っこのお決まり小説ではありません。エンターテイメントとしても十分に楽しめる内容です。テロの恐怖がロケットランチャー1本なんで、あらすじを読むとトムクランシーを読みなれている人はそっぽを向くかもしれませんが、実際、ロケットランチャーはそれほど重要な要素になっていません。その裏に隠された黒い関係を暴いていく主人公はわざとらしくもなく、普通に共感できます。ぜひ読んでみることをお勧めします。