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入門Common Lisp―関数型4つの特徴とλ(ラムダ)計算
 
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入門Common Lisp―関数型4つの特徴とλ(ラムダ)計算 [単行本]

新納 浩幸
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

Common Lispで関数型の特徴を学ぶ!「関数型プログラミング言語を学ぼうと思ったとき、何を理解すれば“関数型”を理解したということになるのか?」「関数型を学ぶ際、どのような知識が得られれば、今後役に立つのか?」Common Lispで関数型の特徴とλ(ラムダ)計算を体得。

内容(「MARC」データベースより)

Common Lispを使って、関数型プログラミング言語の特徴を学ぶための入門書。それらの特徴とプログラミングにおけるポイントを紹介。λ計算についても、必須となる知識として簡単に解説する。

登録情報

  • 単行本: 191ページ
  • 出版社: 毎日コミュニケーションズ (2006/09)
  • ISBN-10: 4839920818
  • ISBN-13: 978-4839920814
  • 発売日: 2006/09
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
サブタイトルの通り、「関数型4つの特徴とラムダ計算」がどんなものか、簡単に紹介してくれる手引書です。この本は全八章から成りますが、第八章ラムダ計算を除けば、数時間で読める程度の内容です。文系人間の私には、第八章の内容がほとんど理解できませんでした。
この本を読んでもCommon Lispをバリバリ使いこなせるようにはなりません。読了後Common Lispに対する興味がさらに湧いたら、Practical Common Lisp(無料で公開されてます)などの、より詳細な入門書を読まれると良いと思います。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
Common Lisp入門というより,関数型言語を始める前にという位置づけで
考えるとよいと思う.
この本だけでLispでプログラムが書けるようにはならないが,なぜ関数型で
書かなければいけないんだろう,という疑問を抱きながらカッコ地獄に迷う
ことはなくなる.という大きな役割を果たしてくれるだろう.

門外漢にはとっつきにくいLispであるが,本書では処理系のインストールから
紹介している.

本書で紹介されている関数型言語の4つの特徴とは
1. 式は評価され,値を返すもの
2. 繰り返しは再帰で書く
3. 代入式を使わない
4. 高階関数が利用できる
というもの.
例えばLispではsetqを使って代入ができるので純粋には関数型言語ではない.
など,関数型言語という軸をしっかり持って書かれていると思う.

再帰の章では,再帰の解説としては珍しく,「処理速度,コストの観点からいえば
再帰するべきではない」ときちんとかかれており,更に手続き方での書き方
も対比して書かれているのがよかった.
また,最後に末尾再帰の解説がされているのが個人的に嬉しかった.

各章の最後に「この特徴とCプログラミングとの関係」という説明が入っている
ため,従来の手続き型言語に慣れている人の理解を助けてくれる.

最終章ではλ計算についての解説がある.
プログラムを組む上ではλ計算について知っている必要はないのだが,
具体的な例を交えて説明してくれているので,計算理論の難しそうな本を
開くまでもなく,λ計算を理解できる.

例えばPerlやRubyはLispに大きく影響されている言語であり,
プログラミングを行う上でLispの概念を学ぶことは大きな意義がある.
エッセンスを学ぶという意味で本書は良い入門書だと思う.
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
関数型プログラミング言語にほとんど触れたことない状態で読み始めました。最終章はかなり難しかったのですが、楽しんで通読することができました。

長所:

1.Lispの最低限の特徴を、手っ取り早くおさえることができる
関数型言語の特徴について、ひとつひとつは深く掘り下げられていないものの概要が簡潔にまとめられています。とくに高階関数、参照透過性、λ計算といった概念を、プログラムの実例を通して理解したい場合、本書は最速のガイドになると思います。

2.処理系やエディタのインストール方法が、比較的充実している。
Common Lispの書籍は、コンピュータに精通しているひとが読むことが想定されているのか、イントールについての情報がないことがあります。
この本では、GCL、CLISP、xyzzy、Meadows(Emacs)といった処理系やエディタをインストール手順が解説されていて、とりあえずこれに従えば、Common Lispを動かすところまではいけます。あとは、ネット上にある情報を参考に、プログラミング環境を改良していけばよいでしょう。

3.コンピュータサイエンスを意識した内容。
著者が大学の教員ということもあってか、内容が比較的アカデミックな(理論的な)印象があります。ハノイの塔や二分法、クイックソート、フィボナッチ数列と、とりわけ関数型言語では基本的な問題が紹介されています。逆に言うと、Common Lispで実用的なプログラムを書きたいという方は、興味を惹かれないかもしれません。

短所:

1.内容が網羅的でもなく、また豊富ではない。
Lispについての素養がある程度以上ある方は、内容が薄いと感じるかもしれません。

2.最終章「λ計算」が突出してむずかしい。
最後の20ページほどが、ラムダ計算(定義、β変換、Church-Rosserの定理、Yコンビネータ等)の解説とプログラム例に当てられているのですが、駆け足な解説になっています。まったくλ計算に触れたことがないひとが、この解説だけで理解するのは、なかなか難しいのではないかと思います。

※なお、「本書ではLispを動かす環境としてxyzzyを想定していますが、Meadow+GCLによる利用方法についても解説しています。」(p.4)と冒頭にあります。しかし、xyzzyでなくて、Emacs+GCLを用いても問題なく演習ができます。
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