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入門!論理学 (中公新書)
 
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入門!論理学 (中公新書) [新書]

野矢 茂樹
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

論理の本質に迫る、論理学という大河の最初の一滴を探る冒険の旅! あくまでも日常の言葉を素材にして、ユーモアあふれる軽快な文章で解き明かされていく。楽しみ、笑いながらも、著者とともに考えていく知的興奮。やがて、「考え、話し、書く」という実際の生活に生きている論理の仕組みが見えてくる。論理学ってなんだかむずかしそう、と思っているあなたにこそ読んでほしい「目からのウロコ」の入門書。

内容(「BOOK」データベースより)

論理の本質に迫る、論理学という大河の最初の一滴を探る冒険の旅!あくまでも日常のことばを素材にして、ユーモアあふれる軽快な文章で説き明かされていく。楽しみ、笑いながらも、著者とともに考えていく知的興奮。やがて、「考え、話し、書く」という実際の生活に生きている論理の仕組みが見えてくる。論理学って、なんだかむずかしそう、と思っているあなにこそ、ぜひ読んでほしい「目からうろこ」の入門書。

登録情報

  • 新書: 250ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2006/09)
  • ISBN-10: 4121018621
  • ISBN-13: 978-4121018625
  • 発売日: 2006/09
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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42 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
以下の2つの主張を同時に行うとする.

 富士山が噴火すれば,日本は沈没する.

 富士山が噴火すれば,日本は沈没しない.

論理学では,これらの主張を同時に行っても,矛盾ではない.

直感的におかしいと感じてしまうのは,普段我々が使っている

「ならば」は前提条件が「正しい」という暗黙の了解で用いられ

ているため,富士山が噴火した場合に日本が沈没する/しない,

ということを同時に主張することはできないからである.

富士山が噴火してしまうと矛盾が生じるため,これらの主張からは

「富士山が噴火することはない」ということが導くことができる.

論理学における「AならばB」は,あくまで条件文であり,

Aが成り立たなくても主張を行うことができる.

このように,本書が扱う命題論理では,我々が意識せずに使っている

「暗黙の了解」とは少し異なる「決まりごと」がある.

本書は他の論理学の入門書と違い,記号を用いずにその「決まりごと」

について噛み砕いて解説を行っている.

この「決まりごと」が抽象世界の枠組みとなる公理と呼ばれ,

公理から導き出される定理と呼ばれている.

・なぜそのような「決まりごと」をつくるのか?

・そのような「決まりごと」を設定すると,どういうことが言えるようになるのか?

という点が重要であり,その点に関しては著者が妥協せずに力強く論じている.

問題もいくつか用意されており,解説された内容を理解できているか

確認することができる.

分かりやすいからといって簡単に理解が出来るというわけではない.

私は,脳みそをフル回転させても理解ができず,なかなか読み進める

ことが出来なかった.

読み終える頃には自覚できるくらいの力がつくと思う.
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By お気に召すまま トップ1000レビュアー
形式:新書
野矢氏だからこその快著。「〜でない」「かつ」「または」「ならば」というたった4つの接続詞から、命題論理学がいかに生まれるか、その“離陸の瞬間”が丁寧に鮮やかに解説される。読者は、「そうか、論理学ってこういうことだったんだ!」と、その“本質”に触れる喜びを味わえる。本書の特徴は、いわゆる自然演繹法を、日常言語から論理学を立ち上げる平易な説明として用いたことにある。4つの接続詞の意味を考えるために、我々はどういう場合にその接続詞を使いたくなるか(=導入則)、そして、我々はどういう主張をその接続詞からさらに導くのか(=除去則)、という二点のみから考察する(p91)。

それに対して通常の論理学の教科書では、4つの接続詞の意味を「真理表」によって定義する。つまり、その接続詞で繋がれた各命題の真偽に応じて、全体の真偽がどうなるかを示し、その真偽の対応表が“その接続詞の意味なのだ”と説明される。しかし、我々はそのようにして「〜でない」「かつ」「または」「ならば」の意味を学んだのではないから、日常言語と論理学の分岐点が分からなくなる。そうではなく、離陸の地点を示すことで、逆に地上に積み残したものも分かる。その接点が排中律である。たしかに、このやり方にも一長一短がある。第5章での証明は必ずしも分かりやすくはないし、「ならば」と「否定」のみからなる公理系の提示など(182)、縦書きの文章の中に難しい話がさりげなく書き込まれてもいる。とはいえ、読者を論理学へとぐいぐい引き込む本書の魅力が、そうした短所を帳消しにする。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
そう問われたら、何と答えるだろうか。
一般的に「論理的」であることは、ある前提を定立して、その前提から矛盾することなしに順序立てて演繹を繰り返し、明快に結論を導き出せることを思い浮かべる。
それならば、「論理」を研究する学問である論理学を学べばいいじゃん!

そう思って、一般的な論理学の教科書をめくるがあまりの記号の多さに、数時間で挫折した記憶がある。
それでもなお、論理的になりたいと志向しつづけた中で出会ったのが本書である。
「入門」と銘打っている上に、「!」までついているなんて。
そこまで言うならば、この本で入門してやろうじゃないかと思って手に取った。

本書は新書であるがゆえに、完全に縦書きである。縦書きであると、当然記号は用いにくい。
そこで筆者は徹底的に記号を使わないことにこだわった。
その結果本書は、「数学アレルギー(≒記号アレルギー)」を持ちがちな文系読者の受容に成功している。

しかしながら、この本はけっして平易なものではない、ということには注意が必要である。
否定がいかに難しいか。矛盾をいかに克服するか。人類の最大のコミュニケーションツールである言語の持つ困難さを痛切に感じた。
すらっと読める内容ではないが、語り口調でところどころに独特のユーモアを交えているので、不思議と投げ出したくなることはなかったことも本書を大きく評価できるポイントであろう。

わかりやすく書くことに努めながら、「わかったつもり」という陳腐な理解はさせない!そんな気概を感じる。

タイトルの≪!≫は、そんな気概のあらわれだろうか。
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最近のカスタマーレビュー
論理学の入門書としてはハードル高し
論理体系を簡易的に説明してくれる文体・言い回しは非常に好印象ですし、
講義を直に受けてみたくなりました。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 癒しのコーギー
平易な文章でわかりやすい
数年前に論理学に興味を持ち、この本を手に取りました。
感想としては、「非常におもしろい」。この一言に尽きます。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 二代目
記号をほとんど使わない記号論理学の教科書!(笑)
分析哲学の研究をされている野矢茂樹さんが書いた論理学の入門書です。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 哲学する河童
難しい
面白いところもあるのだが
やはりとっつきにくい
AならばB。
AならばBではない。
共に論理学的には真... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: nmocha
わかったようでわからないもどかしさ
個人的な素質の問題かもしれないのですが、今回読むのは2回目で、
それでもまだおぼろげにしか理解できていません。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/12 投稿者: UKUF
奥深い
教育とは縁もゆかりも無い、五十にならなんとする、おじさんです。

本書を、偶然に入手し、読んでみたのですが、面白さにはまりました。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/7 投稿者: クラウド
後半は難しい。
頭の悪い私の感想。
記号を一切使わない論理学ということで、なんとなく素人にも楽々と読み進めていくことができるのでは、と考えて購入。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/3 投稿者: あまぞん一郎
入門
 カルチャースクールのちらしをたまに目にする機会があります.そこには「○○入門コー... 続きを読む
投稿日: 2009/4/17 投稿者: eclipse
論理学を記号を使わずに
論理学の本,特に新書などでは論理パズルのような話が多いのですが,本書は極めて学問的な内容です.ただ,教科書で出てくるような記号を使わずに表現し,ある程度素人向けに... 続きを読む
投稿日: 2009/4/13 投稿者: wave115
国語の単元に論理学を
昔、中学の数学でも集合を扱っていたのだが、某著名数学者の一喝でカリキュラムから消えたようなことがあった(と思う)。確かに今から思うと中学生に集合論はないよなあ、と... 続きを読む
投稿日: 2008/11/18 投稿者: takoika
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