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「空気を汚すと地球に良くないので止めましょう」だけでは、全ての人を動かすことは不可能だろう。でも、汚した分だけオカネを取られたとしたら・・・?結果は大きく変わってくるはずだ。いろんな価値観を持つ人々が自分勝手に生きていたとしても、市場原理の導入によって環境汚染に歯止めをかけることができる。本書は環境問題解決のための経済学的アプローチを分かり易く提供してくれる。経済学を学んだ人も、そうでない人も、環境問題に興味がおありなら、一度読んでみて損はないだろう。
経済学を学んだことのない人にも、環境経済学のアプローチが理解できるように必要な解説が丁寧にされている(1章)。また本文の途中に挿入されているコラムでは、環境問題に関する「身近な」話題が紹介されており、興味を途切れさせない。読後には以前よりも広い視野から、「環境問題」について「カタレル」あなたになっているだろう。経済理論満載でとっつきにくい環境経済学関連の書籍が多いなか、本書は入門書として最適であろう。
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