〇感想
FES理論を始めて知ったのですが、FESは"Five Factors and Stress"の
略らしく、最適組織編制のための個性分析と組織編成法と定義されていました。
米国の軍事機関と一緒に取り組んだ、最適組織作りのための理論だそうです。
本書の著者である会社のコンサルティングサービスメニューだそうです。
従来からある、チームビルディングに必要な要素を一般論として解説した上で、
FES理論を解説し、簡易分析をやらせた上で、詳細を解説するという流れに
なっているので、読む分には分かりやすく、必要な部分の抜粋も可能です。
"理論"がベースですが、書かれている内容は難しくはなく読めば分かります。
要はチームビルディングにおいても、現状をしっかりと分析、評価した上で、
施策を実行する必要があるということを主張していると感じました。
本書は、チームの構成要素である"個人"と個々人の関係を重視しています。
そのため、個々の強み・弱み把握や人間関係、組み合わせも重視しています。
チームビルディングというと、ワークショップやファシリテーション等の
会議系の手法に寄ったものや、テクニックを重視している書籍が多い中では、
位置付けとして面白いと感じます。
〇概要
本書の構成は下記のようになっています。
1.「チーム」の定義を説明
2.一般的に定説となっているチームビルディングに関する要素を説明
・6つのチーム運営ノウハウをケーススタディを交えながら解説
3.「人間力」の定義を説明
4.FES理論(※注)とその活用方法を説明
・FES理論の簡易分析を行い、分析結果に基づく特性を解説
5.FES理論を活用した科学的なチームビルディング手法を説明
・6つのノウハウをFES理論の分析結果を活用する視点で解説
〇コメント
理論をベースとしているので、理屈で物事を考えようとする
科学的なアプローチが好きな方には良いと思います。