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光
 
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光 (単行本)

三浦 しをん (著)
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商品の説明

内容紹介

暴力はやってくるのではない。帰ってくるのだ。

理不尽をかいくぐり生きのびた魂に、安息は訪れるのか。
三浦しをん、渾身の最新長編。

天災ですべてを失った中学生の信之。共に生き残った幼なじみの美花を救うため、彼はある行動をとる。二十年後、過去を封印して暮らす信之の前に、もう一人の生き残り・輔が姿を現わす。あの秘密の記憶から、今、新たな黒い影が生まれようとしていた――。


内容(「BOOK」データベースより)

天災ですべてを失った中学生の信之。共に生き残った幼なじみの美花を救うため、彼はある行動をとる。二十年後、過去を封印して暮らす信之の前に、もう一人の生き残り・輔が姿を現わす。あの秘密の記憶から、今、新たな黒い影が生まれようとしていた―。

登録情報

  • 単行本: 304ページ
  • 出版社: 集英社 (2008/11/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087712729
  • ISBN-13: 978-4087712728
  • 発売日: 2008/11/26
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 66,979位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 静かで怖い新作, 2008/12/7
By ハンカチ王女 (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
静かに閉ざされた島。
信之は、島で一番美しい美花とからだを重ねることに夢中な14歳。
そんなふたりについてまわる、父親に殴られている可愛そうな輔。
ある夜、3人が家を抜け出して高台にいたとき、津波が島を飲み込み、
家族も家もすべてが消えた。
生き残りとなった3人は、ある重苦しい秘密を抱えたまま島を離れる。


それから20年後、それぞれ別の場所で生きていたはずの
彼らの運命の歯車が軋み、そして再び近づいて…

三浦しをんの最新刊は、暴力とか性欲とか、今までの作品の中で
あまり描かれてこなかったむき出しのエネルギーみたいなものが
ギラギラした登場人物たちが出てくる。「私が語り始めた彼は」に
出てきた性愛の世界が水墨画なら、今回は分厚い油絵。
そんな人たちが生々しく暮らす様子を描いた島の描写と、
島が消えたあとの大人になった彼らの、都会で息を潜めて
自分を殺すように生きている様子の落差に戸惑いつつも、
その20年の間に彼らはどうやって生きてきたのか、と
思いを馳せつつどんどん読み進んでしまう。

別に、過激に実験的に作品を発表している意識はおそらく著者には
無いと思うんだけど、毎回、違う雰囲気、違う文体、違う温度…
初めて読む作家の作品を読むような違和感と驚きと、そして喜び。
やっぱり凄い作家だな、と思う。作品を新たに発表するたびに
新境地を開いているというか。
たしかな文章力と表現力を持って、次々と新しい世界への
扉を開ける稀有な作家。
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 容赦ない力, 2009/1/22
圧倒的な「力」が物語のなかで吹き荒れている。
タイトルの『光』の一文字に一縷の望みを抱いて、読んでも読んでも
それは見えなかった。
一瞬にしてあらゆるものを剥ぎ取っていった自然の脅威。
身一つになった三人の子供たちが、その時抱えた秘密が、
その後の人生を縛る。
秘密を持つ。その整合性を保つために、縛られる。
綻びかけて初めて、秘密は「秘密」という名を持ち、三人の人生に覆いかぶさってくる。
全てを奪われた者が生きる術とは、それを取り戻すために努めるのではなく、
なにも始めからなかったようにして生きることだった。
「なかったこと」を作るためにまた罪を重ねて……。
酷薄。無惨。惨酷。理不尽。諦め。蹂躙。
抱えた疵が疼き始めた三者の結末は、酷薄で容赦ないものだった。
それでも生きてゆく人間とは、いったいなんだろう。

人為によらず再生を遂げていた「島」だけが眩しかった。
20年という時間がまざまざとそこに在った。

嗚呼。畏るべし。三浦しをん。 
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 エグみのある『三浦しをん』, 2008/12/21
キレイめなシンプルの表紙とは真逆の、
なんともドロリとしたお話。
文自体は淡々としていて一気に読めるが、
ぞっとする場面が何度もある。
愛憎とかそんな言葉では表わしきれない、
人間の汚さ・脆さ・怖さが包み隠されずストレートに描かれている。

それでも読みたいと思わせるのが
『三浦しをん』という作家のすごいところ。

ハッピーエンドではない。
読んだ後の何か持ってかれたような虚無感を
是非味わってほしい。
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5つ星のうち 2.0 とある小説を思い出してしまった。
とにかく三浦しをんさんが好きで、
この作品も期待しまくって読みました。

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投稿日: 3か月前 投稿者: the・bamboo・eater

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と言っていいのではないかと思う。それくらいすごかった。「光」を閉じた後はしばらく身動きできなかった。... 続きを読む
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