Would you like to see this page in English? Click here.

この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
光速より速い光 ~アインシュタインに挑む若き科学者の物語
 
イメージを拡大
 

光速より速い光 ~アインシュタインに挑む若き科学者の物語 [単行本]

ジョアオ・マゲイジョ , 青木 薫
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報

  • 合わせ買いで割引:「本とPCソフトの合わせ買い」で最大2000円OFF。詳しくはこちら。クリエイター御用達のアドビ製品など、対象PCソフトのセレクション拡大中。

  • 著者ページ: 著者の作品一覧や、著者写真・略歴など、著者に関する情報を満載した「著者ページ」。著者の方は、「著者セントラル」へ。



商品の説明

Amazon.co.jp

なんてワクワクする話なんだろう。あのアインシュタインの相対性理論が誤っているかもしれないなんて。これは決してトンデモ本の類ではない。本書を読み進むうちに、大発見に立ち会っているような興奮がふつふつと湧きあがってきた。

アインシュタインの相対性理論は「真空中の光速は一定」という前提によって発見されたものだ。光速不変は有名なマイケルソン・モーリーの実験で確かめられており、やがて物理学では疑いようのない常識になった。しかし、突き詰めると相対性理論に限界があるのも事実で、その打開策として著者が行き着いたのがアインシュタインへの異議申し立て、すなわち「光速変動理論(VSL)」である。著者はイギリスのMITといわれるロンドン大学インペリアルカレッジの教授。本書は2部構成になっており、第1部では相対性理論と、未解決の宇宙論的問題への答えとして最有力視されるインフレーション理論を紹介する。VSLに至る経緯と今後の展望が語られるのは第2部だ。

学問上の詳細は本書をお読みいただくとして、驚くべきは著者の文才である。ロジックが確かなのはもちろん、解説が非常にわかりやすく、たとえ話もうまい。また、科学者の人物描写も生き生きとしていて、一般人にはなじみのない物理学研究の世界がとても興味深く身近なものとして描かれている。物理学者なのにどこでこんな才能を身につけたのかと経歴を眺めれば、父親はポルトガルの古典学者で、ポルトガル・クラシックの第一人者に作曲を学んだことがあるという。著者は文理両道の天才のようだ。

「科学的取り調べの真っ最中」と著者自らが言うように、VSLが正しいかどうかはまだわからない。しかし、だからこそ大胆な仮説を立て、検証する科学の醍醐味をリアルタイムで共有できるのだ。そして何より型破りな著者のチャレンジ精神が痛快だ。手強い最先端の物理学をここまでわかりやすく、かつ面白く紹介した本としては出色の出来。科学に興味のある人なら誰でも、ぜひ手に取ることをおすすめしたい。(齋藤聡海)

出版社/著者からの内容紹介

科学の新発見は「常識を疑うこと」から生まれる。しかし、アインシュタインの相対性理論に反論することは、科学者にとって自殺行為にも等しい。若き天才科学者マゲイジョは、まさに科学者生命を賭けて「光速変動理論(VSL)」を発表した。 いまや定説のビッグバン・モデルは、最新のインフレーション理論でも解決できない矛盾を抱えている。その宇宙的大問題に、VSLは驚くべき発想の転換をもたらした。 本書は、この理論が学界に大きな波紋を巻き起こすまでの科学者たちの葛藤と、相対性理論からVSLまでをわかりやすく説いた最新宇宙論。

光速変動理論(VSL)が宇宙理論物理学に旋風を巻き起こしている!
「この理論が証明されれば、まさしく過去100年間でもっとも重要な発見である」(ジョン・ウェッブ 天文学者)

アインシュタインはぜったいに正しいのか?
僕はひどい二日酔いをなだめながら、カレッジのグラウンドを横切っていた。そのとき突然、あることがひらめいた。とても単純なゲームのルールを一つ破りさえすれば、インフレーションなど使わなくても宇宙論的問題は解ける。(…)しかし僕はすぐに、それを口に出すのはまずいと思った。(…)というのも、そのアイディアは、現代物理学のもっとも基本的なルール、すなわち「光速度一定の原則」に異議を申し立てることだったからである。(本文より)

登録情報

  • 単行本: 351ページ
  • 出版社: NHK出版 (2003/12/26)
  • ISBN-10: 4140808411
  • ISBN-13: 978-4140808412
  • 発売日: 2003/12/26
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 87,124位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る


類似した商品から提示されたタグ

 (詳細)
関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
 

 

 

カスタマーレビュー

14レビュー
星5つ:
 (8)
星4つ:
 (3)
星3つ:
 (2)
星2つ:    (0)
星1つ:
 (1)
 
 
 
 
 
おすすめ度
5つ星のうち 4.2 (14件のカスタマーレビュー)
 
 
 
 
あなたの意見や感想を教えてください:
最も参考になったカスタマーレビュー

9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 次作、本格的VSL理論解説書に期待, 2004/11/6
By 
pinehill8001 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 光速より速い光 ~アインシュタインに挑む若き科学者の物語 (単行本)
前半の相対性理論・インフレーション宇宙論の解説部分は、
申し分なく楽しめます。
一転、その期待のまま後半に突入すると、裏切られてしまいます。
研究機関や物理学界への批判が主になってしまい、
肝心のVSL理論が脇役となってしまうのです。
そもそも未完の理論なのですから、十分な理解は得られないにしても、
結局VSLとはどういう理論なのか呑み込めないまま、終わってしまいました。
ということで、次作、本格的VSL理論解説書に期待です。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 光速が変わるとしたら?, 2004/1/3
レビュー対象商品: 光速より速い光 ~アインシュタインに挑む若き科学者の物語 (単行本)
 著者は,イギリスのMITといわれるロンドン大学インペリアル・カレッジ教授。訳者によると,著者の経歴は,著者の実力が半端なものではないことを示しているという。
 本書の前半部分では,特殊相対性理論,一般相対性理論,宇宙論的問題などが説明され,後半部分では,光速変動理論(VSL,Varying Sped of Light)が記述されていく。

 前半部分の記述だけでも,一読の価値は高い。後半部分においては,VSLは,これまでの主流であるインフレーション理論では解決できなかった問題を解決するとする。光速が変化すると,エネルギー保存則が破れ,物質が生成されたり消滅したりできるようになる。真空から膨大な量のエネルギーが生まれ,新しいビッグバンが起こるための条件を整え,また最初から同じ事が繰り返される。つまり,VSLは,永遠の宇宙がもたらされると予測する。(それ以外にも,ブラックホールとVSL,ひも理論とVSLなど,好奇心を刺激する記述は多い。)
 門外漢である私には理解しにくい記述も少なくないが,内容は非常に興味深い。

 それだけでなく,このVSLの誕生や,学術誌への投稿掲載を巡る問題,活写されている,競い合う,協力し合う(あるいは反目しあう)科学者たち。こうした物理学界の実情をも生き生きと描写しているため,興味が倍増する。
 また,著者がVSLを発表してから,VSLに関する論文は日に日に増えているという。
もとより,VSLが実験により裏付けられるか否か,今後の進展を待たねばならないが,たとえVSLが使い物にならない理論であったにせよ,本書を読むことは,大きな知的楽しみである。

レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ


8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 物理学者の格闘, 2004/10/28
By 
itgaki (神奈川県) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 光速より速い光 ~アインシュタインに挑む若き科学者の物語 (単行本)
理論物理学者たちの苦労がすごく伝わってくる。それは著者や訳者の文章力に負うところが大きいと思うが、我々が接する機会のない(理論)物理学者達が自分の考えた理論を世に送り出すことがいかに大変かということだとも思う。理論物理学者として今までの常識(アインシュタインの理論)に挑み、新しい枠組みを提供していこうと格闘する姿は、学者に限らず大切な姿勢だと思うし、大いに共感できる。理論的な話もなるべく分かりやすく話そうとしてくれているし、全体を通して楽しめる本だと思う。ただ、帯にある宣伝文句「アインシュタインは絶対にただしいのか?」というような煽りはあまり好きではないので4つ星です。著者はアインシュタインの理論の正しさを認め、敬意を表していることは読み取れるし、その上で、それを乗り越えていこう、究極の状態でも状態を予測できる理論を作り上げようとしていることから、本書の文脈と違和感を感じたので。私はVSL理論の成否はともかく、アインシュタインがニュートンの理論を越えて重力理論を作り上げた態度と同様であることに、この著者に学者としての魅力を感じました。
レビューを評価してください 
このレビューは参考になりましたか? はい いいえ

あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
 
 
最近のカスタマーレビュー











この商品のカスタマーレビューだけを検索する



クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す








この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック