登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
完成度が高い,
By 信二 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 光媒の花 (単行本)
それぞれが緩く繋がる6つの話。途中、児童虐待か、 とやや滅入りそうになったけど、 全体の完成度は高く、驚きました。 終盤にさしかかると、 まるで序盤の暗闇の舞台に徐々に 光がさしこんでいくかのような構成で、 奇しくも、幻想的な光景が目の前に 広がるかのように錯覚。 「光媒」という言葉も効いてます。 本当にいい作品です。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
著者の印象を揺るがす,
By jude "juderi" (新潟県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 光媒の花 (単行本)
道尾秀介というと「向日葵の〜」が強く印象に残っている。いい印象ではない。悪い印象だ。優れた技術を保持しながらアレはないだろう、というものである。 しかし、本作はその印象を鮮やかに払拭した! 流麗な文章、巧みな構成、心にほんの少しの温もりを残す読後感、文芸的ともとれる「光媒の花」は道尾秀介の多面性を垣間見れる作品だ。 あくまで大きな衝撃をもたらす小説ではない。やさしく──ふわりと蝶が手に舞い降りるように──光で包み込み、ほんの少し温かい、といった印象である。 また同時に、道尾秀介らしく闇も描かれている。その両者あってこそ、「光媒の花」であるのだろう。 手軽に読めるので、ハードカバーだからと肩を恐ばらせず、手に取ってみるといい。
54 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
光と陰,
By アヤネ (東京都豊島区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 光媒の花 (単行本)
とても面白かったです。物語には様々な人物が登場します 認知症の母と暮らす中年男 ある罪を犯した幼い兄妹 悲しい秘密を抱えた少女と少女に恋をする少年 あるきっかけで、耳が聞こえなくなった少女と、少女の祖父 病にかかった姉を見舞う、母を恨む青年 自信をなくした女教師と、憂鬱を抱える生徒 道尾さんは人間の微細で繊細な、だけれども重大な心の動きを書くのが抜群にうまいのですが 今作は特にそれが顕著に描かれています。 誰の心にも忍んでいて、時にふっと顔を出す悪意や狂気 誰もが持つ光と陰、そして優しい心 それらが巧みな筆致で表現されています。 物語はバトンタッチのように次々と繋がっていきます。 そしてどのはなしも 読み終わった後、鳥肌がたってしまうほど濃密でした。 どんな人でも複雑な思いを持っていて、それでも生きている。 76頁でホームレスが発した言葉。 よく聞く言葉ですが 道尾さんの優しく切な願いのように感じました。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|