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光るクラゲ 蛍光タンパク質開発物語
 
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光るクラゲ 蛍光タンパク質開発物語 [単行本]

ヴィンセント・ピエリボン , デヴィッド・F・グルーバー , 滋賀陽子
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

オワンクラゲの発光メカニズムを解明し、下村脩博士はノーベル化学賞を受賞した。各国の科学的才能を虜にし、医療・研究に革命的な変化をもたらした緑色蛍光タンパク質(GFP)の謎と、謎を追求した科学者たちの物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ピエリボン,ヴィンセント
エール大学医学部教授。ジョン・B・ピアス研究所特別研究員

グルーバー,デヴィッド・F.
科学ジャーナリスト。ラトガース大学海洋沿岸科学研究所にて生物海洋学者として勤務

滋賀 陽子
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。生物化学専攻。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 277ページ
  • 出版社: 青土社 (2010/5/25)
  • ISBN-10: 4791765478
  • ISBN-13: 978-4791765478
  • 発売日: 2010/5/25
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
序章で語られる「この(蛍光)タンパク質がニューロンを満たし、レーザー光線で励起されると明るく輝く」といった描写から、研究者たちの想いと行動、反応が素直にイメージできる。そして日本の読者に向けた補足は、門外漢にとってとてもありがたい。
いろいろな分野の研究者たちが、それぞれの目的と目標に向って研究を進める過程で、先人の成果を引用し参考にして研究を進めていく。また、その成果が他の研究者に引用され参考にされて次の成果につながっていく。別々の目的に向っていたようで、いつか人類にとって大きな成果となっていく過程をドキュメンタリーのように展開している。究極まで努力する研究者たちに訪れるセレンディピティのオムニバスのようだ。
そして、何よりも、研究するところも時代も異なる3人の研究者(下村、チャルフィー、チェン博士)が、なぜ一緒にノーベル賞の表彰をされるのか、その理由がリアリティをもって良く理解できた。生物発光について博物学的に語るだけでなく、分野を問わず研究というものの面白さ、楽しさ、そしてスポーツの世界に勝るとも劣らない競争の厳しさも伝わってきた。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本は、生物発光というテーマを通して、人間の好奇心から生まれた自然探求の成果が医療などへの応用に結びついていく過程をいきいきと描いている。古代ローマ時代の博物学から最新の脳科学まで、次々と現れるテーマの描き方は、人間的なエピソードと科学的な内容とがバランスよく配置されており、科学読み物にありがちな堅苦しさや冗長さがなくスムーズに読み進むことができた。これを書いたのが現役の研究者であるという点に驚かされる。この本は下村、シャルフィー、チェン博士らのノーベル賞受賞に先立って書かれたものだが、私はこの本を読んで初めて彼らの業績の意義がよく理解できた。これから進路を決めようとしている若い人たちに是非読んでもらいたい本である。
 訳文も非常にこなれた日本語で読みやすい.
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
●緑色蛍光タンパク質(GFP)が下村脩により発見されてから、それが現代生命科学の必須ツールとなるまでのヒストリー。コンパクトにGFPのことを知ろうと考えているせっかちな人には不向きだが、科学の大発見にともなう壮大なドラマの面白さを堪能したいと思っている科学好きには絶好のポピュラーサイエンス本である。ルポ風のエピソードがたくさん盛り込んであり、説明も基礎からかなり詳しい所まで踏み込んでいるので、様々なレベルの読者が楽しめるしかけになっている。

●素晴らしい本であることは確かだ。しかし、「いまさら」感は否めない。原書が出たのは5年前(2005年)であり、すでに日本語で読める類書は何冊もあるというのに。しかも、日進月歩の先端生命科学分野である。このタイミングの出版はさすがに遅すぎる。にもかかわらず、訳者あとがきは、その後5年間の進展を少しもフォローすることなく読書感想文のようなコメントに終始している。この翻訳書が2008年10月(ノーベル化学賞の発表)よりも早くに出版されていたら、私は手放しで本書を賞賛したであろう。
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