「光の精煉師ディオン」シリーズの第1巻です。2人の少年が将来を誓い合って、夢に向かって1歩1歩助け合って成長しながら着実に、夢を叶えていく物語です。ビーンズ文庫の、「まるマ」シリーズなどのようにボーイズラブ(BL)ではないんだけど、BL的にたまらない作品となっています。
BL系の本など1日1冊以上購入していますが、そういった中でも2007年一番気に入ったシリーズでした。
ストーリーが面白く読みやすく、次から次へとページを進めてしまいます。
内容は、読んだ人の多くが思うのは、鋼の錬金術師に似ている?てことではないでしょうか。錬金術の代わりに、精錬という技能の天才的持ち主の主人公ディオンが軍隊と関わり、様々な事件に巻き込まれていくところは、ハガレン好きにはすんなりと物語に入っていけます。
物語の核になる過去の大戦で国を滅ぼした生物兵器の話は、風の谷のナウシカの巨神兵の話にも似ていて、国同士の争いや、それに翻弄される少年達、戦争批判はナウシカ並に面白くなっています。
魅力的な登場人物がいっぱいで、制服のかっこいい軍人や、王子様、話す動物達なんかの仲の良いイケメンを見てるだけで、BL的には色々なカップリングがどんどん沸いてでてきてしまいます。続巻でも1巻に1人はかっこいい新キャラが登場して厭きさせません。
まだ1巻目では、身近な家族やなんかが大事なディオンですが、次第に親友フェルナンドと友情を深めてお互いかけがえのない存在となっていきます。銀河英雄伝説のキルヒアイスとラインハルトのように、共に成長して夢をつかんでいきます。この2人とそれを取り巻くカッコイイ軍人達をずっと見守りたくて物語の続きが楽しみでなりません。
第2巻目は、「光の精煉師ディオン 初任務は秘密の修業」で1巻同様読みきりなので、1巻が手に入らない人は、2巻から読んでも十分楽しめます。