「スマイル」発売後の全米コンサートから、4箇所でのライブを編集したものだが、本CDの成り立ちはいささかややこしい。
まず、オリジナルのLPは、アーティスト側は2枚組を想定していたらしいが、レコード会社の意向(?)で、1枚に短縮発売。
その際、当初の2枚組とは、一部のテイクが差し替えられた。
1993年に日本でCD化された際、当初の二枚組LPの内容で、コンプリート盤として発売された。ところが、そこからは、1枚物のLPに収録されていた差し替えテイクがカットされていた…
というわけで、その差し替えられたテイクも、今回めでたくボーナスとして追加され、本当の意味で「コンプリート」となった。
「スマイル」のジャズ・フュージョン路線をライブでも表現するべくメンバーが選ばれ、演奏は非常にレベルが高い。
メンバーには、リチャード・デイビス、マイク・マイニエリらに加え、先般CDが復刻された、女性だけのジャズ・ファンク・ロック・バンド(BS&Torシカゴ+サンタナみたいなサウンド)、「アイシス」のメンバーが3人加わっている。
本作も、2008年最新リマスターだ。
惜しむらくは、ジャケットの紙が薄いこと。せっかくLP帯や内袋を復刻してあるのだから、もう少し価格を上げてでも、永久保存アイテムを製作して欲しかったところだ。
なお、今回発売の6タイトルに添付の応募券すべてを送ると、あの素敵な「グレーテスト・ヒッツ」の「紙ジャケ」がもれなくプレゼントされるとの事。ファンは急いだほうがよいでしょう。