物事を判断するときに、自分の経験やそこから得た知識などを基に行うことが多い。年数を重ねると少々オヤジくさいが、自分の若い頃の話を引き合いに出して述べる場面がよくあるのでは?それでも自分が経験した範囲は限りがあるため、判断もそれに限定される。私が本書を読んだ後「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉を思い出した。先見力を身につけるには、経験以上の判断材料が必要なのであろう。それを縦軸(歴史)と横軸(世界)という言葉に置き換えて、論じている。歴史的な経緯や流れと世界の価値観と比較することで先が読めるとしている。1つのヒントとしてはとても興味のある内容であった。