1stが「動」、2ndが「静」だとすると、3作目は静と動の波状攻撃みたいな印象。
シングルカットされた「今夜は夜更かし!」だけが突出して良い。あとはずいぶん単調だし印象に残らない。
1stが捨て曲無しの名盤だっただけに、あれと比べるとずいぶん落ちてしまったような気もしたが、それも違う。
きっとアンドリューは1stでやったような曲をまた作ろうと思えば作れるんだろう。しかしそれだけでは満足できないからあえて新たな展開に挑戦しようとしているように見える。
…でも、その新たな試みはまだ完成していない。一見能天気だけど発展途上で「生みの苦しみ」みたいなのをかいま見た気がした。
何作目になるかは知らないが、いずれアンドリューはこの路線を完成させて、また1stを初めて聴いたときのような衝撃をぶつけてくれるに違いない。
「PARTY HARD」で痺れたファンはそのことを信じて、例え評判がイマイチでも彼のCDを買いつづける。もちろんぼくもその一人。
ただ、箸休め的に短いインスト曲をいれるのはやめてほしかった。
だいたい、合間に休憩を挟むという行為自体が、「今夜は夜更かし!」で歌われている内容と反しているじゃないか。
寝かせないでくれよ。休みをいれないでくれよ。ファンは休憩無しでヘロヘロになってもついていきますって。通して聴くと疲れてぐったりしてしまうような作品を作ってほしい。