色々な寿司(鮨若しくは鮓)を題材にした漫画は、たくさんあれど
出来もしない必殺技を繰り出す荒唐無稽なものが幅を利かせている。
これでは日本の文化である寿司を貶めるだけである。
物語は古いものを持ち出すのは、あまり賛成しかねるが荒唐無稽
な話を持ち出すものから比べればはるかにマシである。
題材としては脂の多い食材をどうやって和食である寿司になじませる
かに力点が置かれていている。他誌でもこの脂の多い食材を和食に
取り入れる事に腐心しているが首をひねるものばかりであるが、
この漫画では少しは納得のいく話である。
最近過去に現在の最新の科学技術をもって圧倒的な支持を得る漫画
が多い中、過去の優れた仕事を現在の世界に置き換えて問うストーリー
はいさぎが良いと思いました。
元祖江戸前寿し屋與兵衛(5) (アクションコミックス)