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では、「売る」または「儲ける」ためには、何をすればよいのか。その心構えと普遍的なノウハウを説くのが本書だ。
本のタイトル同様、文中には「欲望予算を作れ」「成功体験は毎朝廃棄してしまえ」など、かなり刺激的な言葉が飛び交う。だが、いずれも著者が手掛けた指導例とその方法論を披露しながら話を進めているので、内容に説得力がある。
残念ながら飲食店そのものの事例はないが、稼働率が極端に落ちたシティホテル、大手の攻勢に押されている小規模ドラッグストアなど、飲食店にも参考になる立場の事例は多く登場する。その視点に学ぶところは多いはずだ。
(日経レストラン 2001/08/01 Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
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具体的だ。実際に著者が再建した企業の実例ばかりが書いてあり、机上の空論なんか微塵もない。だから読んでいて実に面白い。そして企業経営の改善というのは、こういうふうにしてやるものかと驚かされ、あまりの分かりやすさ、明瞭さ、単純さに感心してしまう。
その語り口は、「イヤならやめろ」「仕事ができる人できない人」「問題は経営者だ!」を書いた堀場雅夫氏を彷彿とさせると言えば、いささかでもご理解いただけるだろうか。
こんなに単純明快にポイントを捉えて企業再建してしまう著者は、一体どんな人なのか、私は興味を持った。なんと、商業高校出で、一時は暴走族のヘッドだったらしい。しかも、自分で会社を興し、大いに繁昌したのだが、慢心して潰してしまったこともあると告白している。いまや再起し、自分でいくつもの会社を経営しているだけではなく、浪速の再建屋として名を馳せている。そして、再建を手がけた企業は156社、うち154社は見事に立ち直り、見放したのは経営者がどうにもならない2社だけだと言うから、自己申告にしてもすごい実績だ。
「我が社の成績を伸ばしたい、経営を立て直したい!」と考えている経営者、経営幹部の皆様には、なんとしても読んでいただきたい一冊。
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