著者については全く知らなかったが、共著2人のうち一人(林さん)が、20代で米国で起業し、最初のセミナーで1000万円儲けたという著者紹介部分に興味をもって購入した。
2時間くらいで読み終わる内容だったが、勉強になった。
前々から情報商材のサイトがどうしてあんな長々と広告を載せる形式ばかりなのか気になっていたが、その理由もわかった。
億万長者を自称する著者が億単位の売上をあげるためにどういったマーケティングを行っているかを記した貴重なマーケティングメソッドという触書はその通りである。カンニングペーパーの作り方に触れるのはラスト1/4のみで、それ以外はカンニングペーパーの必要性について言及している。
しかし、本文内で著者が言うとおり、「ビジネスを勉強したい人」にとってはあまり意味がないかもしれない。「なりふり構わず稼ぎたい人」にとっては実践に値する内容が含まれているだろう。実際著者は冒頭でも裁判を起こされたと書いてあるので、かなりグレーゾーンな分野にも手を出しているのだと思う。本書を買おうか迷っている方は、彼の会社のウェブサイトを見ておくことを薦めたい。
「なりふり構わず稼ぎたい」ということはあまり意識したことはなかったが、恐らく僕は「勉強をしたい人」の立場だったのだろう。そしてそのままではきっと自分がビジネスを始めたときに上手くはいかないのだろう。そのことに気づいた点でもこの本は役に立った。
著者の言うことを信じるか否かは各々の判断に任せたい。
著者が本文中で述べている通り、「良いものと悪いものの区別がつくようになる」ことこそが億万長者の能力なのだから。