日本の雑誌メディアの支援を受け独自のルートで陥落直前のアフガニスタンに各国の巨大メディアと互角に戦いながら悪戦苦闘の連続でアフガン入りをめざす。ヘリの順番待ちに墓穴をほり、やむなくとてつもない悪路を四輪駆動車でコンボイを組み一路カブール近郊の都市へ。通訳を雇うにも車をチャーターするにも、金、金、金・・・・。言葉も習慣も皆目分からない国で唯一頼りになるのが現金(ドル紙幣)。現地に所得水準からして途方もなく高額な料金を巻きあげられながらも、不屈の記者魂で乗り切って行く。現地でのジャーナリス間の協力あり、足の引っ張りあいあり。著者の巧妙な語り口でぐいぐいと引き込まれ、ともにアフガン入りをしているような錯覚を覚えてしまう。