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名作と名高いヴァン・ダインの「僧正殺人事件」ですが、本書にあるとおりシックリこないところ・納得しがたいところがあるのは確か。「僧正の積木唄」では、その納得しがたいところもキレイに解明され、そればかりでなく新しく起きた「僧正殺人事件2」のほうもなかなかよくできたミステリ、さらにさらにファイロ・ヴァンスと金田一耕助の夢の共演と、もうおいしいところだらけ。間違いなく「買い」の一冊です。
満州事変勃発直後、アメリカに日系人排斥の嵐が吹き荒れている時代のことも、とても興味深く読めました。
できれば「僧正殺人事件」を読んでから、こちらに手を伸ばしてください。もちろんネタばらしはされていないので、こちらからでもかまいはしませんが、おもしろさが違いますよ。ヴァンスやマーカム検事に対する見方の違いとかね。
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