とにもかくにも、今作の代表曲だと思われる『こどものうた』を初めて聞いた時の大きなショックが忘れられない。
タイトルから癒し系を想像していた私は、その時おそらくこんな( ゚д゚)顔をしていただろう。
歌詞の中には社会風刺的なものもあり一部過激的であるが、そこにいやらしさを感じさせないのが彼の良さではないだろうか。
収録されている7曲はいずれも良曲であり、またどの曲もみな違う印象を与えるため、彼が今後どんな作品を生み出すのか想像するのは容易ではない。
今の時代、自分の音楽で勝負しているアーティストがどれだけいるだろうか?
確かに違法ダウンロードの蔓延る低迷した音楽業界(正直なところ、低迷の原因はもっと単純で根本的なものにあると思うが)の中で奇麗ごとばかりでは食っていけないのだろう。
しかしそんな中だからこそ、札幌の狸小路の路上で歌っていた彼を純粋に応援し彼の歌を多くの人たちに聴いて欲しいと思う。