ギターを弾き始めて四半世紀以上ともなると、ギターなんて音が出りゃいい、みたいな感覚になってしまいます。
特に僕の場合はブルースという音楽をやっているせいか、音質に対する拘りもなく、さらにはギターなんてなんでも良いという感覚になってしまうんですね。
しかし、今回この本を読んで、ギターに対する考え方が変わってしまいました!
ギターってなんて愛おしいものなんでしょう!
日本の代表的楽器メーカーであるESP、ベスタクスを立ち上げ、日本の楽器製造の黎明期を支えて来た著者が、ご自身の経験をもとにギター、楽器製造に対する熱い思いや、ギター製作の奥深いノウハウをこの本にぶつけています。
エレキギターの製作に携わる著者が、ギターの音を決める秘訣を求めて欧州中のクラシックギターの有名な工房を見学して回る体験談は圧巻。
最後は、楽器製造だけでなく、日本の現在のモノづくり全般に対して警鐘をならし、技術立国日本の復活を願っています。
この本は何度も読みたくなりますね。
今,持ってるギターを並べて、愛でるように眺めています。
ギターって、やっぱりいいもんだなあ。