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僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実
 
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僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実 [単行本]

草薙 厚子
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (74件のカスタマーレビュー)

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キャンペーンおよび追加情報

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商品の説明

内容紹介

IQ136の天才少年はなぜ、自宅に火をつけたのか――。
2006年6月20日、奈良県で発生した事件は日本中を震撼させた。全国でも屈指の
進学校・私立東大寺学園高校に通う16歳少年が自宅に火をつけ逃走、焼け跡からは
少年の継母と異母弟妹の3人が遺体となって発見された。事件後、少年は中等少年院
に送られたが、事件の真相は少年法の厚いベールに包まれていまだに明らかになっていない。
著者の草薙厚子氏は、独自に入手した3000枚の捜査資料をもとに、少年と家族の実態に迫る。
警察が作成した供述調書には、少年の振り絞るような肉声が残されていた。

僕はこれまでパパから受けた嫌なことを思い出しました。パパの厳しい監視の下で勉強させられ、
怒鳴られたり殴られたり蹴られたり、本をぶつけられたりお茶をかけられたりしたことを。
なんでパパからこんな暴力を受けなければならないんや。一生懸命勉強してるやないか。
何か方法を考えてパパを殺そう。パパを殺して僕も家出しよう。自分の人生をやり直そう――。
僕はそう思うようになりました。(「第一章 計画/殺害カレンダー」より)

少年は4歳の時から、医師である父親にマンツーマンの勉強指導を受けていた。
指導はやがて鉄拳制裁とセットになり、少年は十年以上にわたって虐待に近い暴力を受け続けた。
少年はついに、父親殺害を決意する。中間テストの英語の点数が平均点に20点足りない――。
直接の引き金となったのは、ただそれだけのことだった。そして実際に犠牲になったのは、
憎んでいた父親ではなく、罪のない継母と弟妹だった。
本書には、少年が父親を殺そうと決意してから家に火をつけるまで、みずからの心の動きを赤裸々に
記した直筆の「殺害カレンダー」が掲載されている。

父親は少年が医師となることを強く望んでいた。医師となるためには良い大学に行かなければならない。
そのためには勉強を強要するのもやむをえない――。
そうしたひとりよがりの愛情が、いつしか少年を追い詰めていた。
今回の事件は、「特殊な家庭の特異な出来事」と言えるのか。過熱する受験戦争の中、
わが子を「所有物」だと思っているすべての親は、この父親の予備軍かもしれない。
本書はいま改めて、「家族のあり方」を世に問う一冊でもある。

内容(「BOOK」データベースより)

英語1の点数が20点足りない。ただそれだけの理由だった。2週間後の保護者会までに、すべてを消し去らなければ―。3000枚の捜査資料に綴られた哀しき少年の肉声を公開!少年法のタブーを破る衝撃ノンフィクション。過熱する受験戦争へ警告の書。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/5/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062139170
  • ISBN-13: 978-4062139175
  • 発売日: 2007/5/22
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (74件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 152,079位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
どうしてこんな事件が起きてしまうのか。この子を加害者・被害者にしないために、どうすればよかったのか。…それまで想像だにしなかったような衝撃的な事件が起きるたび、多くの保護者や子どもの周囲の大人たちが、やりきれない不安や焦燥にさいなまれます。この本が取り上げた事件もそうでした。
日本の司法制度は、少年犯罪の厳罰化に舵をきりましたが、それは被害者家族の悲しみや憤りを煽情的にとりあげるマスコミに左右された面が大きいと思います。知りたい・もう起こしたくない、という願いには、いまだ答えがありません。触法少年たちと向き合う現場の方々は、大変なご苦労をしながら、彼らが抱える諸問題と取り組んでいるのだと思いますが、その取り組みを今後の家庭・子育て・社会に活かせるような、冷静・公正な情報開示は、ほとんど行われていないのではないでしょうか。その間隙に、こういう本が出てくるのだと思います。

知りたいから、読みます。しかし、思わせぶりな「字義通り性」の登場から、著者のスタンスが決して公正ではないことが早くも透けてみえます。この事件を引き起こしたのが「広汎性発達障害」であったと言いたいがために、実際の調書を恣意的に省略したりしてはいないのか、疑わしくなってくるくらいです。また、少年の父親が「教育」の名を借りた虐待やDVに走った背後に、父親自身が育った環境も関係があったとして、父方祖母まで取材しておきながら、父親に関しては断罪的な著述に終始し、虐待の連鎖という観点が全く感じらません。こういう問題を扱うプロにはちょっとあるまじき態度だとさえ思えます。著者は矯正の現場にいた人だということですが、それらしい誠実さや視野の広さが感じられず、読後はこの本を読んだ自分に嫌悪感すら覚えてしまいました。
こういう形ではなく、知りたいのです。正しい情報から、正しい理解、問題の解決、不安の解消、安心と信頼…と進んでいきたいのです。そのために、きちんとした制度を作ってほしいと思います。人にはいえない手段で入手し、バイアスをかけて公表する、こういう書籍に頼りたくはないのです。でも頼ってしまったので、恥ずかしながら☆1つにはしませんでした。
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59 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
父親の暴力ぶり、少年の行動様式、産みの母親、育ての母親との関係等、

調書の内容自体は非常におもしろい。

これらを入手し、公にしたことは確かに収穫だろう。

だが、肝腎の地の文が調書に比して量が少ないばかりか検証が甘く、

最終的には発達障害に結びつける思考プロセスもあまりに強引である。

せっかくこれだけの調書を入手したのになんともったいない。

大半が調書の転載から成る本でも、著者名義の本として出せるのか?

という根本的な疑問も残った。
このレビューは参考になりましたか?
185 人中、164人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「英語の平均点が20点近く下回っている」から「パパが怒ってこれまでにない暴力を受けて殺されるのではないか」と思い、「パパを殺して僕も家出しよう、家出をしてから自分の人生をやりなおそう」と決心し、
「僕が育ったこの家には嫌な思い出ばかりが詰まっており、小さい時から毎日パパに監視され、勉強させられた嫌な机があること」
「なぜ僕がこのようなことをしたかというと、家をなくしてすべてを忘れたいという思いや・・・」

少年の供述調書は、少年がこのような放火事件を起こした動機がよく現れていると思う。

しかし、本書の内容はほとんどは供述調書の引用であり、たとえば、第3章が27ページあるが、「ジャーナリストである著者」が書いた部分は正味3ページくらいだろうか。それも、「少し長くなるが、担任教諭の供述調書を引用する」などほとんどが何の意味もない説明文レベルが供述調書の間に挿入されているだけである。

「決して楽ではない取材を繰り返すなかで」
三つの理由で本書を出版することを"決意"した、という著者。

1.少年の内面についてなにひとつ確かな情報が報じられなかった
2.「事件の動機は継母との確執」をはじめとする「これまでの報道の間違いを正すことが私の使命だと思った」
3.「草薙さんが真実を知っているなら、それをきちんと伝えて欲しい」との、「非業の死を遂げた継母の両親が私に語った言葉」

だそうだ。

そもそも供述調書も自分に都合のいい部分だけ引用してくれば、統計と同じで、どのようにでも編集できるだろう。

また、どんな理由も、この本の取材の違法性を正当化する理由にはならない。
本書のように供述調書をそのまま丸写しして出版するには、「著者」も必要ないし、このような方法で本を出版するような人物が、まともな考えを持っているとも思えない。
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本人や父親の供述調書の内容や祖父・祖母、小学校教師、同級生たちの印象をそのまま伝えているところは大いに良い。
投稿日: 19か月前 投稿者: レオナルド・ダ・ヴィンチ
読み物としては、面白いよ
何かと問題を起こしたこの本。その問題の詳しいことは知らんけど、単純に面白い本だと思ったよ... 続きを読む
投稿日: 2010/4/16 投稿者: ジャージボーズ
賛否両論
父が息子の勉強を見る。
それはほほえましい姿である。

しかし、本書では違った。... 続きを読む
投稿日: 2009/11/16 投稿者: はましょう
ジャーナリストもどきの哀れな著者
著者の強欲が知れる。彼女に情報を提供した事を提供元は
どれ程悔やんでいようか。彼女は手にした情報を、最も... 続きを読む
投稿日: 2009/3/11 投稿者: ガルシア
一読の価値がある意義深い本
この事件のことは知っていた。
しかし、エリート少年が起こした理解不能な犯罪程度にしか思わず、後は忘却の彼方へとなっていた。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/22 投稿者: ぷーやん
分かりやすい
... 続きを読む
投稿日: 2009/2/21 投稿者: 黙羊
見識のないジャーナリスト
... 続きを読む
投稿日: 2008/10/20 投稿者: 21世紀の精神科医
著作権どうこうの問題ではない
これが著作権違反には当たらない、というレビューがあったが、何か根本的な考え違いをしている。... 続きを読む
投稿日: 2008/8/28 投稿者: Ryoma
う〜ん
供述調書を引用し(もちろん違法なことは良くご存知ですね)
ただで済むとでも思っていたのか
流出元は特定可能なのに... 続きを読む
投稿日: 2008/8/28 投稿者: うふふ
真実という名の虚々実々
 奈良エリート少年が,自宅を放火して,継母と妹を死なせた事件につき,真相を迫るノンフィクション。... 続きを読む
投稿日: 2008/8/13 投稿者: 8hours_a_day
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