やっと本を受け取って先ほどから読み進めて
たった今、終わったところです。
著者の報道人として一人の人間としての苦悩が
赤裸々に吐露してある青臭さと人間的な温かさ、
またキャリアを積んだものでも
これ程までに苦悩する悲惨な現実があるというのが
ダイレクトに伝わってきました。
クライマックスの「報道陣は泣いてはいけない」は
特に訴えてくるものがありました。
現実を伝えるだけであれば定位置のカメラを回せばいい、
人に伝えたいから人を介して取材をし、
カメラマンが撮った映像を電波にのせて届ける、
それによって少しでも現状を伝えたい
そんな意思を強く感じました。
作るということは七転八倒しながら作り込んで
発表すれば四方八方から八つ裂きに批判を受けながら洗礼させて行く作業です。
これほどのものを作った笠井さんをはじめとするスタッフの皆さんを尊敬します。
あれから、あの震災から
何かできないかと胸を痛めているうちに
忙しい日々が戻ってきてしまった人、
少なくないと思います。
この本は、
笠井アナとスタッフを介して
その行き場のない想いを少しだけ解消してくれるように思えます。