食べたことはないけど、名前は知っている世界的シェフ三國清三さん。
前半はこども時代のエピソードから、料理人をめざしたきっかけ、
修行時代のエピソードなど、自叙伝的色合いが強い。
信念を持ち、ここ、と思ったレストランへは自ら売りこんでいく姿勢は
たくましく、今の地位は自分で築きあげたものなんだなあとあらためて感じた。
仕事への姿勢や、海外に行ってからの真剣勝負の毎日は、彼の実力が
どう磨かれてきたかがわかり興味深い。
後半は一転、食に対するエッセーとなり、具体的なお店名を挙げつつ
どう美味しいかの描写が食欲をそそる。
最後には駅そばやたいやきをパクつく本人の写真が掲載されており、
いい感じです。