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僕の空、ルシエール
 
 

僕の空、ルシエール [単行本]

横山 正美
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

この空の物語は、青空に浮ぶたった一つの小さな雲から始まります。
季節は春に向かい、そして流れゆく時の中で空は様々に姿を変え、雲が織りなす世界が、誰も知らない天空へと導いてくれます。山も川も木々も風景はいっさ
い映ってはいません。季節は巡り、人生も巡り、冬が来て、またあたらしい春が訪れる、そんな空の写真物語です。
僕の心と雲が語るささやかな言葉は、223ページの中に散りばめれられ、ページをめくるにつれ、いつしか読者の心と重なりあい、本を見る度にあなたの心
模様となり違った印象を受けると思います。
掲載されている空は、すべて東京と逗子から撮った空です。日常の中でも、こんな素敵な空があることを知って頂けたら。


<「あとがき」より>
ファインダー越しに空を覗けば、いつでも世の中のすべてから解き放され、神秘に満ちた静かな天空の世界が広がっている。空が美しい姿を見せるのは、ほん
の一瞬。瞬くまに姿を変え、時が移り過ぎていく。写真を撮りたいというよりも、そんな一瞬の空を、心に入ってきた空を、集めたいと思った。

内容(「BOOK」データベースより)

この空の下、たった一人の僕。窓辺から、10年の月日をかけて切り撮った美しい空の物語。

登録情報

  • 単行本
  • 出版社: 幻冬舎 (2009/7/23)
  • ISBN-10: 4344016777
  • ISBN-13: 978-4344016774
  • 発売日: 2009/7/23
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 344,971位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
かってこのような本があっただろうか。
はじめは書店で、空のきれいな水色の表紙に目を留めて手にとったのだが、
表紙を開いてその数々の空の写真の創造的な美しさに一瞬にして引き込まれた。
見たこともない空の表情に息を呑むほどに目をみはり驚きながらページを繰った。
すべて空の写真だ。天空の模様、変化があますところなく表現され空の多様さ、躍動、奥深さに魅了される。丹念に1枚1枚開いていくと突然赤と黄金色に輝く大きな夕焼け空が圧倒するように現れる。そしてさらに空の写真は続きまた新しい空へと展開する。そう、この本は空の物語なのだ。地球の物語といってもいい。空は海と山と陸地をおおい、地球全体を優しく包む。そしてあらゆる生命に限りのない恵みをもたらしてくれる。大気が流れ雲を作り出し、循環して地球に活力を与え続ける。それほどに本書は大自然のダイナミズムと繊細さを感じさせてくれる。
それをさらりと気づかせてくれるのが作者の控えめとでも思えるような筆致で記(しる)す短い詩だ。作者が10年を超える気の遠くなるような時間の中で空と対話してきた軌跡でもあるのだろう。自然に対する深い畏敬と生命への慈しみ、愛、優しさを感じる。それは作者の生き方、暮らしぶり、人生への考え方そのものなのかもしれない。巻末のあとがきを読んでそう感じた。
2万枚以上の中から厳選したというこれら1枚1枚の写真すべてに高いクォリティを感じるが、それが223枚も収録されているから見応えがあって実に楽しい。写真は写真家の心と魂、精神性をあらわすというがこの本はまさにそれを感じさせてくれる。
好きなところからページを開いてもいい。その度に新しい世界を感じるから不思議だ。
これらの写真がすべて作者がかって暮らしていたという東京都内と今の逗子の住まいで撮られたものだというのには本当に驚く。平地でこんなに凄い空が見られるのかと。それだけに作者の視線の透明さ、純粋さを感じるのだ。まるで神さまが天空を駆けながら自由気ままに絵を描いているかのようだ。
空は晴れた日だけではない。空は私達の人生や世の中に重なって見える。
「僕の空 ルシエール」の「僕」は作者でもあり、読者自身でもある。ニュートラル感覚でいつのまにか自分が主体として空を感じる世界に引き込まれていく。忙しくしている人が本書を手に取って「空」の存在に気づくだけでも生き方の視点が変わると思う。
また、今のような厳しい社会の中で生きることの辛さや苦しみ、絶望の淵にいるだろう多くの人びとを癒し、元気づけて勇気を与えてくれる本だと思う。
私はこの本を手にしてから空の見方、見え方が変わったし、毎日空をよく見るようになった。良いことに空を見あげると背筋が伸びて元気が出てくるような気分にもなる。
こういう本が今という時代に10年の歳月を超えて世に出てきたことは偶然ではないような気がする。

数多くの本が競うように並ぶ書店の中でこの本はまばゆい光を放って輝く小さな青い宝石のように見えた。
こんなに素晴らしい本が都内大手老舗書店の人もまばらな写真集売り場の一角に埋もれるように置かれていたのはまことに残念に思う。この本は写真集というくくりではとうていおさまらないスケールの大きさと心に響く哲学的な深さを持っているのだから。
この本を是非多くの人が手に取って一読されることを願ってやまない。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ページをめくると一人の語りべが語りかけてくれるような、
やわらかなピアノの音や荘厳なドラムロールまで聞こえてくるような、
雲の合間にはギリシャ神話の神々まで見えてきそうな気さえしました。
不思議な静けさと穏やかな気持ち。

空の写真を見ていると人間なんてちっぽけで、写っていた鳥の方がよっぽど雄雄しく見えます。
読み終えてとっても清々しい気持ちになり小さなことにクヨクヨするのはやめようと思いました。
(ひと回り大きくなった私? 苦笑)
ずっとそばに持ち続けたい大切な一冊です。
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