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僕の昭和史 (新潮文庫)
 
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僕の昭和史 (新潮文庫) [文庫]

安岡 章太郎
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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第41回(1988年) 野間文芸賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

僕の昭和史は、大正天皇崩御と御大葬の記憶からはじまる―。1920(大正9)年に生れ、「昭和」とともに歩んだ作家が綴る、愛惜の同時代史。職業軍人の子として植民地朝鮮で過ごした幼少期、極寒の異国での軍隊生活、傷病兵となっての帰還、度重なる病に臥して原稿に向かった青春期、そして戦後…。目まぐるしく変化していく激動期の日本を、極めて私的な体験を通して見つめた文士の眼差し。

登録情報

  • 文庫: 816ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/07)
  • ISBN-10: 4101130124
  • ISBN-13: 978-4101130125
  • 発売日: 2005/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 650,384位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By boring
形式:文庫
不思議な感じを与える昭和史だった。世の中はどんどん移り変わって行くのに立ち位置をほとんど変える事無く、同じ視点で俯瞰していく。それは、簡単そうで大変に困難な事だと思う。こんな事を可能ならしめたものは、筆者の従軍体験かもしれない。その体験記はそんなに詳しくは触れられないが、それがいかに大きいものだったのか読んでいくにつれて読者の私にも実感できる様になってきた。生き残った自分という視点から戦前・戦後を見つめる眼差しはどこか憂いと悲しみと、それでも生き続けているとも言うべき、ちょっとした後ろめたい喜びも混じって、やっぱり小説家だなあと感じさせる文章に仕上がっている。通史というよりも、やっぱり私小説の筆致に近いものを感じるし、その私小説風の個所の手馴れた感じがたまらなくいい。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
劣等生の視点 2010/8/22
形式:文庫
一番強く印象に残ったのは、安岡氏の劣等生となっていく過程と戦争の歴史が並行して進んでいくところです。
劣等生という視点から見た時代の流れは面白くもどこか哀切なところもある。
しかし、そこが一般大衆が共鳴する点であり、本書の最大の魅力と言えよう。
 特に1巻と2巻は、一気に読ませるパワーに満ち溢れています。
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