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90 人中、73人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
惜しい作品,
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レビュー対象商品: 僕の妹は漢字が読める (HJ文庫) (文庫)
23世紀の漢字が失われ、萌え文化とひらがな表現が世間に受け入れられ文学のみならず社会まで毒された狂気未来の設定は面白い。そんな中でその社会に染まりきって小説家を目指す兄と、どこかこの社会に疑問を感じている漢字の読める妹とのやり取りは 読者側から見ると妹を全力で応援したくなること受け合いの楽しい掛け合いになっていて笑わせてくれる。 こちらとしてもそのまま不条理世界でコントみたいな会話をしながら兄が小説家を目指す話だと思っていたのだが、そこからの展開は個人的にちょっと肩透かし 唐突に23世紀から離れ、兄の面白23世紀人っぷりを発揮しつつもちょっとしたSF展開になってしまう。 妹も漢字が読めることのアドバンテージが失われてしまい、ただの突っ込むだけのツンデレ系妹となってしまったことが残念。 次巻もあるそうですが、このままの流れで行くならイマイチになる印象です。
36 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
期待を裏切るものの良質な娯楽作品,
By キツネ (神奈川県登戸) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 僕の妹は漢字が読める (HJ文庫) (文庫)
サイトでお試し版を読み、続きが気になったため購入しました。設定は突飛ですが、平凡な娯楽作品。 途中で一度「お?」と思わせるものも、その後の展開は予定調和。 表現や台詞回しをとってもこれといった印象が無い平凡なものに思いました。 一方で安易に陥りがちな文化的差別をまっこうから設定に盛り込むことで、嫌味無くテーマを前面に押し出してくるのはアイディアの勝利と取れるかもしれません。 クセの無い文でサラッと読めるので、文字通り「話のネタ」としての価値は十分にある一冊。
34 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
普通に面白い,
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レビュー対象商品: 僕の妹は漢字が読める (HJ文庫) (文庫)
タイトルからして萌えで内容が無い話だと思って読んだら意外と骨太だった作品。 内容に関しては他の方がレビューしているので省いて、 自分が気に入ったのは主人公のキャラ付け。 この手の小説の主人公は大抵が優柔不断で、他人の視線に敏感で、 そのくせ自分に向けられる好意には鈍感で、と、読んでいてイライラ させられる設定が多かった。 対してこの作品。 全てにおいて鈍感。 と言うか自分なりの価値観があるんだろうけど、見当違いの方向に話を進め、 それが読んでいて面白い。 そして自覚の無い変態。 照れや欲望が全く無い、それが普通だと思っている清清しいまでのアレな行動の数々。 妹を含めたヒロインにはややテンプレじみたものを感じたが、主人公にはこの作品だけの 確かな個性を感じた。
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