季刊誌『CRAFT』連載中にも、異彩を放っていた羽生山へび子さんの初単行本です。
単行本派の私でも、これだけは、毎回楽しみで欠かさず購入していました。
個人的に、ものすっごく、オススメの作品です。
ギャグマンガの範囲には全く留まっていません。
泣けます。
スッキリした絵柄や男前やキレイな子が出ている作品が好みの方は躊躇されるかもしれませんが、
新規開拓を求めている方は是非!!
私の目には登場人物全員が男前に見えます(笑
絵の描き込みの量が、半端じゃないので、紙面が線で埋まって、全体的に黒い印象ですが
定規を使わない、細部まで拘ったコマの数々に、まるで宝探しのごとく、迷い込んでいくことでしょう…。
繰り返し読むごとに、新たな発見があると思います。
レビューでは挙げ切れませんし、自分で発見したときの嬉さも味わって頂きたいです。
しかし、わたくしも、他の方に倣ってお気に入りを挙げるとすれば、
「わかりやすい二ノ宮ゼミ−冬期講習−」と
「おふくろう」
です。
はじめの、先輩への一途な想い、
不器用ながらも、それに応えようとする先輩、読み進めていくうちに、
この二人や、彼らを囲む名脇役達が、大好きになります。
先輩は強面なのに、はじめを見守る、あの優しい眼差しが堪りません。
ヘビースモーカーは嫌いですが、先輩なら…っっ
作者のサイトでは、この作品以外にも、その世界にのめり込んでしまいそうなお話が掲載されています。
学園の物語は爆笑です。
“初天”はハッテン場が由来と思いますが
おそらく、この町の住人ではゲイ云々より
同性愛だって個性のひとつ、という設定になってるのではないでしょうか。
私は素敵な町、設定だと感じました。
読後、とても温かい気持ちになります。
次回はお色気’Sのお話が読みたいです!!
もっともっとこの方の作品を読みたいです!!