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僕のなかの壊れていない部分
 
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僕のなかの壊れていない部分 [単行本]

白石 一文
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

Amazon.co.jp

 「あなたはほんとうに死にたくはないのですか? もしそうだとしたらその理由は何ですか?」(本文より)

   大手出版社に勤める29歳の青年、松原直人。とびぬけた記憶力と研ぎすまされた論理展開能力を持つ彼は、生と死の意味を求めて日々自問自答を続けている。論理を超えた温かな視線で生をとらえる恋人、獣じみた性で結びついたセックスフレンド、親の愛情を受けずに育った女子大生、目をみはるほど美形で厭世的な青年など、個性の強い人間たちが織り成す世界の中で直人が見出したものとは…。

   著者は4作目となる本書で新境地を開いた。生きる意味を不器用なほどまっすぐに追い求める姿勢はそのままに、文章はより簡潔になり、文体は力強さを増した。過度に理知的な語りや突き放した性描写に落ち着かない気分にさせられながらも、読み手は不安を抱えたままぐいぐい引きつけられ、ページをめくってしまう。鋭すぎる文体が生み出す怪しい吸引力は本書の大きな魅力であり、著者の新たな武器である。

   後半に入り、論理的一貫性の先に宗教的な視点が感じられた。直人が母のように慕っていた女性がお寺の長女であったことから、直人の思考に否応なく仏教徒的な考えが流れてこんでくるのだ。このあたりは好みが分かれるところだが、裏を返せば、そういう地点にまでたどり着くほど深く考え抜かれているということだ。「生きる意味」を問う小説が少ない中、そんな疑問に真っ向から挑んだ本書がロングセラーとなっている。(小尾慶一)

出版社/著者からの内容紹介

見えるものばかり追いかけてばかりいたら、人はどんなことにでも絶望するしかなくなってしまう。過去のトラウマにより、驚異的な記憶力を持つ、非凡な青年。彼には、才色兼備のスタイリストの恋人と、子持ちのバーのママである愛人、SMプレイ相手の人妻という女性関係があり、さらに家庭教師の元生徒だった少女と、たまに泊まりに来る弟のような青年という疑似家族がある。

愛について、生と死について、突き詰めて考えずにいられない彼の内面を通して、作者は「何が一番大切なのか」を問いかける。 デビュー作『一瞬の光』で注目を集め、村上春樹にも比較される異才の最高傑作。書き下ろし。

内容(「BOOK」データベースより)

強烈な個性を持つ男の女性関係を描き、小説の大きな役割に真っ向から挑んだ著者の最高傑作。

内容(「MARC」データベースより)

松原直人は、出版社勤務の多忙を極める30歳。才色兼備の枝里子という恋人がありながら、人妻、離婚歴のある子持ちの女性とも関係を続ける。驚異的な記憶力を持つが、それには理由があって…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

白石 一文
1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社勤務。’00年、デビュー作『一瞬の光』は批評家の絶賛を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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